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人工芝のDIYにジョイントテープは必要ない?いらないケースといるケースをご紹介!

自宅に人工芝をDIYしようと思ったとき、さまざまなサイトで情報収集し、DIYする方法について色々と検索することでしょう。その中で、人工芝のDIYに必要な道具や手順を見ていく中で、「ジョイントテープ」という言葉を目にするはずです。

ただ、人工芝のDIYをするときにはできるだけ安価に抑えたいと思いますので、必要のないものは購入したくないと思う方も少なくないでしょう。

今回は、このジョイントテープについて、人工芝のDIYでは必要なのか、それ以外にどのような道具があるのか、キレイに人工芝を施工する流れなどについてご紹介していきます。

人工芝にジョイントテープはいらない?

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まずはさっそく、人工芝をDIYする際にジョイントテープはいらないのか?について確認していきましょう。

結論から言うと、人工芝をジョイントする際にはジョイントテープは必ずしも必要なわけではありません。人工芝の設置はジョイントテープがなくても行うことができるため、無理してジョイントテープを購入しなくても問題ありません。

では、ジョイントテープが必要なケースというのはどのようなケースなのか、いらないケースといるケースについて確認していきましょう。

人工芝設置にジョイントテープがいるケース

人工芝を設置する際に、ジョイントテープがいるケースとしては、人工芝同士をジョイントする際に、U字釘や接着剤などが利用できないケースです。

例えば、人工芝をコンクリートの上に施工する場合や、ベランダに施工する場合など、ジョイントしようと思った際にU字釘などは利用できません。

ウレタンボンドなどの接着剤は利用できますが、接着剤の量や使い方が良くわからないという方にはジョイントテープがおすすめですが、必ずしもジョイントテープじゃなければいけないということではありません。

ジョイントテープの代わりになるものが使えるのであれば、そちらを利用しても良いでしょう。

人工芝設置にジョイントテープがいらないケース

ジョイントテープが必要ないケースは接着剤などで代用できる場合や、U字釘などで人工芝同士を固定できる場合には、無理してジョイントテープを利用する必要はありません。

では、なぜジョイントテープを利用するかというと、人工芝のジョイントをする際にテープの方がやりやすいと感じる方や、U字釘で施工する場合に釘が気になるという方がジョイントテープの利用を選択しています。

プロの施工会社さんもジョイントテープを利用して施工することが多いため、人工芝の施工をキレイに行うために、便利な道具として利用しているのでしょう。

ジョイントテープには耐水性の製品もあるため、雨に濡れて粘着力が弱まるという心配もしなくて良いでしょう。

ジョイントテープ以外に利用できるもの

道具

次に、ジョイントテープを利用しない場合、どのようなものが利用できるのか、代用品になるものを見ていきましょう。

U字釘

ジョイントテープの代わりにU字釘を利用するという方法があります。

U字釘とは、その名の通りU字型にできている釘のことで、地面と人工芝を固定するのによく使われている製品です。人工芝同士の固定にも利用することができ、U字釘は地面の下まで釘をさすことになるため、そう簡単には外れませんが、時間が経つにつれて浮いてきたりズレて来たりすることがあります。

しっかりと固定したい場合には、U字釘だけではなくジョイントテープと合わせて利用するという方法もあります。

接着剤

ジョイントテープを利用しないでジョイントする場合は、ウレタンボンドなどの接着剤を代用して利用することができます。最近では人工芝のジョイントのための接着剤などが販売されており、耐久性のあるものや耐水性のある接着剤もあるため、ジョイントテープを利用しなくても接着剤で代用することができます。

先ほどご紹介したU字釘での固定だけではなく、接着剤と併用して利用することで、ジョイントテープを利用しなくてもしっかりと固定することができるでしょう。

人工芝は芝同士がしっかりと固定されて隙間なくジョイントされていると、見栄えもキレイなため、しっかりと固定することが必要です。

ジョイントテープのキレイな貼り方手順

ポイント

次に、ジョイントテープを利用した人工芝のキレイな貼り方について、手順を見ていきましょう。

手順1:仮敷きを行う

ジョイントテープをキレイに貼りたいと思ったときは、必ず仮敷きしましょう。仮敷きしなければ人工芝同士の継ぎ目がキレイにならず、ジョイントテープを利用してもキレイな施工は難しいでしょう。

仮敷きすることで人工芝同士の隙間を調整することができ、人工芝の継ぎ目をキレイにすることで人工芝全体がキレイに見えるでしょう。

手順2:マーキングする

仮敷きを行った後は、人工芝に貼りつけるジョイントテープの目安になるマーキングを行います。マーキングせずにジョイントテープを貼ると、ジョイントテープをまっすぐ貼れなかったり片方の人工芝ばかり面積が多くなり、接着面が少ない人工芝が風でめくれてしまったりズレてしまったりする原因になりますので、しっかりとマーキングをしてジョイントテープを貼る位置を確認するようにしましょう。

手順3:ジョイントテープをマーキングに合わせて貼る

手順2で行ったマーキングに沿ってジョイントテープを貼りつけていきます。この時、マーキングした選を中心に貼るようにすることで、ジョイントテープをまっすぐに貼ることができるでしょう。

手順4:ジョイント部分をなじませる

人工芝をジョイントしたら、ジョイント部分をなじませるため、継ぎ目部分を手で押さえたり人工芝の芝目を合わせたり、逆立てたりして人工芝同士の継ぎ目を目立たなくさせてキレイに施工をしていきます。

ジョイントする際に人工芝同士の芝目の方向が合っているかも事前に確認しておくことが重要です。

ジョイントテープを利用するときの注意点

注意点

次に、ジョイントテープを利用する際の注意点についても見ていきましょう。

注意点1:隙間ができないようにする

ジョイントテープを利用するメリットとしては、人工芝同士の継ぎ目をキレイにすることと、多少の風などで人工芝がめくれてしまわないようにすることなどがありますが、隙間ができてしまうとただ単に見栄えが悪くなるということだけではなく、その隙間から日光が差し込み、土の下から雑草が生えてきてしまうことがあります。

そのようなことにならないよう、ジョイントテープを利用して人工芝同士のジョイントをするときには、人工芝と人工芝の間に隙間ができないように施工することがポイントです。

いきなりジョイントしようとするとズレが生じてしまうことがありますので、先述した流れの通り、まずは仮敷きをして、ジョイントすると良いでしょう。

人工芝の継ぎ目の処理についてはこちらを参照ください。

注意点2:ジョイントテープだけでは固定が不十分な場合がある

ジョイントテープは人工芝を固定するのに役立ちますが、ジョイントテープは万能ではありません。場合によってはジョイントテープだけではなくU字釘や接着剤などを合わせて利用することが必要です。

例えば、マンションのベランダなどのコンクリートの部分に施工しようとすると、市販のジョイントテープだけではしっかり固定できない場合があります。粘着力の強いもので両面型のものであればある程度固定できるかもしれませんが、コンクリートに接着する場合には、接着剤などの利用も検討する必要があるでしょう。特に高層マンションなどでは風が強く副場所もあると思いますので、しっかりと固定することが必要です。

注意点3:粘着力の強いものを選択する

ジョイントテープを選ぶポイントの一つに、粘着力の強いものを選ぶというものがあります。ジョイントテープはさまざまな種類があり、耐水性のものや耐久性の強いもの、粘着力が強いものなど特徴がありますので、できるだけ粘着力が強いものを選択すると良いでしょう。

また、ジョイントテープは両面型のものもあれば、片面型のものもあります。設置する場所や用途に合わせてジョイントテープの種類を選択しましょう。

人工芝のジョイントをキレイにするポイントは?

指を上げる女性

ここからは、人工芝をジョイントする際に、気を付けたいポイントやコツについて見ていきましょう。人工芝は見た目がキレイだと家全体がキレイな景観に見えますが、逆に雑に施工してしまうと家全体の景観が悪くなってしまいますので、以下の点に気を付けて人工芝の施工を行って下さい。

ポイント1:耳の部分をキレイに切り取る

人工芝の施工を行う際に、耳の部分をきれいに切り取ることが必要です。人工芝の継ぎ目に当たる部分が耳になるため、耳の部分がキレイに切れるかが継ぎ目を目立たせ無くするポイントでもあります。

耳をカットするときには、できるだけ人工芝の縫い目に沿ってカットすることがおすすめです。縫い目に沿ってカットをすることで、人工芝の芝に当たるパイルが残った状態になるため、ジョイント部分が自然な状態になります。

ポイント2:芝目の向きを揃える

人工芝の設置をする際には、芝目の向きを揃えることが重要です。

芝目の向きが合っていないと人工芝がそれぞれ色が違って見えるなど景観が良くない状態になります。芝目の向きを揃えることを意識しましょう。

ポイント3:仮敷きを必ず行う

先述しましたが、人工芝を設置する際には、仮敷きを行うようにしましょう。

ジョイントテープなどで接着させる場合にも、仮敷きしなければちょっとズレたり隙間が空いてしまったりすることがあるため、そのようなことにならない様にまずは仮敷きしましょう。この場所で本当に大丈夫!と思ってからしっかりとジョイントしていきましょう。

ポイント4:仮敷きする前に必ず整地を

また、仮敷きをする前には、人工芝を設置する場所を整地するようにしましょう。

人工芝を利用していると、人工芝がズレたりめくれたり、でこぼこになったりします。その原因として人工芝設置前の整地ができていないという点があります。

人工芝を長持ちさせたい場合には、しっかりと整地をして、地盤を固めてから人工芝を設置することで、キレイな景観を長期にわたって保つことができるでしょう。

人工芝の整地についてはこちらを参照ください。

ポイント5:ジョイントテープを利用する

最後に、ジョイントテープを利用して人工芝の施工をすることがおすすめです。

人工芝の施工にはジョイントテープではなくても接着剤やU字釘などでジョイントできることをお伝えしてきましたが、できればジョイントテープと接着剤のように両方利用して斥候をすることが望ましいです。

風などにあおられたり人工芝の上を歩いたり走ったりしてズレてしまわないように、しっかりと固定することがおすすめです。

自分では自信がない場合には、施工業者に依頼することも視野に入れると良いでしょう。

プロに依頼したい場合の費用についてはこちらを参照ください。

人工芝設置のおすすめのジョイントテープは?

疑問

人工芝のジョイントテープを購入する場合には、さまざまな種類のジョイントテープがありますので、用途に合わせてジョイントテープを選択しましょう。

特に重要なのは、外で利用する場合には防水性のものを、ジョイントテープだけで固定する場合には粘着力の強いものを選択すると良いでしょう。

ただし、DIYする場合にはプロのように施工はむずかしいため、しっかりと長持ちする人工芝の施工を行いたい場合には、プロの業者に依頼することがおすすめです。

まとめ

ここまで、人工芝施工におけるジョイントテープの必要性について言及してきましたが、人工芝の施工にジョイントテープは必ずしも必要ではないことがご理解いただけたでしょう。

ただ、人工芝をキレイに施工するためには、ジョイントテープがなくても接着剤やU字釘などの代わりになるものがどちらにしても必要です。

人工芝のDIYに必要な道具を揃えたり、キレイに施工する自信がない方は、人工芝施工のプロの業者に依頼することがおすすめです。

人工芝は一般的に10年ほど持つと言われいていますが、人工芝の施工がうまくできていないと、その寿命は短く、風などでめくれてしまったりズレてしまい、そこから雑草が生えてくるといった悪循環になるケースがありますので、長年利用していくことを考えている方は、ぜひ、プロの業者に依頼してみて下さい。

このサイトでは、人工芝施工のおすすめ業者もご紹介していますので、参考にして下さい。

人工芝の業者見極めについてはこちらを参照ください。

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