人工芝でサッカー

人工芝を利用したサッカー場の作り方

少年時代、サッカーをやっていた方は、大人になっても「たまにはサッカーがしたいな」と思ったり、自分の子供にサッカーを教えたくなったりすることがありますよね?

そんなとき、自宅の庭にサッカー場があったらいつでもサッカーができます。

しかし、自宅の庭にサッカー場を作ることは可能なのでしょうか?

今回は、人工芝を利用して自宅にサッカー場を作ることができるのか?作るにはどうしたら良いのか?などをご紹介していきます。

自宅の庭で人工芝サッカー場を作るのは可能?

サッカーボールと人工芝

自宅の庭にサッカー場を作ることは可能なのでしょうか?

結論、可能です。

人工芝を利用すれば、自宅にサッカー場を作ることはできます。ただし、どれだけの規模のサッカー場にしたいか、庭の大きさや敷地の形によっては難しい場合もあります。

本気で自宅の庭をサッカー場にしたいと考えている方におすすめなのは、人工芝施工業者に一度庭を見てもらったり、話を聞いたりして、実際にどれくらいの費用がかかるものなのか見積もりをとってみることです。

見積もりをとっても必ず施工をお願いしなければならないということはありませんので、現実的な費用感や実際のサッカー場のイメージなど、相談してみると良いでしょう。

本格的なサッカー場なら「競技用人工芝」

人工芝のサッカー場

自宅の庭を人工芝でサッカー場にすることはできますが、家庭用人工芝では本格的なサッカー場は難しいでしょう。

一般的に販売されている家庭用の人工芝は、家庭用ということもあって競技で使用されている人工芝とは性質が異なり、ふわふわしたタイプの人工芝となります。

そのため、裸足でサッカーをするくらいの程度であれば問題ありませんが、本格的に練習したいと思ったり、サッカーシューズで走り回りたいという方には、向いていません。

本格的なサッカー場を作るのであれば、競技用の人工芝を購入し施工することが必要となりますので、まずは競技用の人工芝の選定から行うか、プロの業者に相談することがおすすめです。

自宅をサッカー場にするリスク

ゴールネット

次に自宅をサッカー場にする際のリスクを見ていきましょう。

物が壊れるリスクがある

自宅の庭をサッカー場にした場合、当然ですがボールを蹴って練習をするため、近くにおいてあるものを壊してしまうリスクがあります。

これは、人工芝を利用するかどうかという問題よりも、サッカーの練習をすることで起きる問題ですので、庭でサッカーを練習すると決めたときには覚悟が必要でしょう。

植木鉢や盆栽など壊れやすいものは庭に置かないことや、ボールが庭から隣の家に飛んで行かないようにネットを張るなど、工夫が必要な場合もあるでしょう。

小さいお子様の練習ならそこまで物を壊してしまう心配はありませんが、小学生以上になるとキック力も上がるため、物を壊してしまうこともリスクとして考えておくべきでしょう。

ガタガタになるリスクがある

人工芝の上で走り回ると、整地や下地がしっかりしていないと人工芝がガタガタになってしまう恐れがあります。一般的な人工芝の施工とは異なり、サッカー場などの人工芝の施工はDIYではなくプロの業者に頼むべきでしょう。

また、家庭用の人工芝で自分でサッカー場をDIYしようとすると、サッカーシューズで走り回ると人工芝の芝にスパイクが刺さってしまい、転倒することや人工芝をガタガタにしてしまうことがあります。

サッカー場を人工芝で作ろうと思ったときには、DIYではなくプロの業者に依頼することを検討されると良いでしょう。

騒音で近所迷惑のリスクがある

人工芝でサッカー場を作った場合、サッカーの練習ができることで子供たちの友達が集まり、みんなで練習したり遊んだりすることになるでしょう。

そうなると、子供たちが遊んだりサッカーをしたりする声で周りの近所迷惑になることもあります。

ボールを蹴る音や壁にボールが当たる音など、聞く人にとっては騒音と感じたり、周りに赤ちゃんがいる家庭があると、赤ちゃんが騒音で起きてしまってクレームになったりすることもありますので、そのような騒音問題が出る可能性があることを理解しておきましょう。

やけどのリスクがある

人工芝でもう一つリスクがあるのは、摩擦によって熱によるやけどを起こしてしまう可能性があるということです。人工芝はその名の通り人工的な素材で芝が作られており、その素材とはプラスチックのようなものです。

真夏など太陽の熱で素材自体が熱くなることもありますが、サッカーをしているとスライディングをすることで人工芝とひざなどの皮膚がこすれ、その摩擦で熱を持ち、やけどにつながるリスクがあります。

このようなリスクもあることを理解しておきましょう。

自宅をサッカー場にするメリット

メリット

次に、自宅をサッカー場にするメリットについても見ていきましょう。

自宅でサッカーの練習ができる

自宅を人工芝でサッカー場にすると、何と言ってもサッカーの練習ができるというメリットがあります。少年時代からサッカーをはじめて社会人になってもチームでサッカーをしている方は多いでしょう。サッカーを愛してやまない方にとっての最大のメリットは、自宅でサッカーの練習ができることです。

また、子供にサッカーを教えたい方も、近くの公園などでは周りの子に気を使ったり芝生がなかったりしますが、自宅の庭であれば思う存分サッカーを教えてあげられます。

本物の人工芝グラウンドに近い環境になる

日本では学校やクラブのサッカーチームに入っても、練習は土のグラウンドの場合があります。このようなグラウンドでの練習はケガにつながりやすかったり、芝生の会場での試合に慣れなかったりするため、思うような結果が出せないこともあるでしょう。

しかし、人工芝のサッカー場を自ら作れば、本物の人工芝グラウンドに近い環境で練習ができ、ケガをする心配も少なくなるでしょう。

安全に練習できる

人工芝を設置することで、クッション性が高くなるため、ケガをする心配が軽減します。

グラウンドの土では、スライディングをするだけでひざがすりむいたりスネに擦り傷ができたりしますが、人工芝の場合はそのような心配は軽減されるでしょう。

ただし、ふわふわの家庭用の人工芝では足が躓く可能性がありますので、できれば競技用の人工芝の施工を検討しましょう。

移動時間がなく練習に集中できる

サッカーの練習をする際には、近くの公園やグラウンド、サッカー場などに行って練習することが必要ですが、近くにない場合は車で移動したり自転車で移動したりするため、移動時間が掛かります。少しでも練習時間を長くしたいときには、人工芝の庭で練習することで、そのような移動時間を使う必要がなくなるため、練習に集中できます。

泥などの汚れの心配が少ない

人工芝のサッカー場での練習は、土のグラウンドと異なり、土や泥で汚れる心配が少ないため、シューズやユニフォーム、練習着を汚さずに済みます。

サッカーや野球のチームに入っている子を持つ親御さんは、毎日洗濯が大変かと思いますが、そのような心配は軽減されるでしょう。

お庭の景観が良くなる

人工芝の施工をするだけで、自宅の庭の景観が良くなります。

それはサッカー場でも同じことで、人工芝で作られたサッカー場のお庭は、キレイに整備されている感じが出てとても景観が良く、「かっこいいお家」になります。

ただ練習のためだけにサッカー場にするだけではなく、かっこいいお家になることも、人工芝を利用したサッカー場にする意味があるでしょう。

メンテナンスが楽

人工芝は天然芝と比べてメンテナンスが楽です。

もちろん日ごろの手入れや掃除、定期的な張り替えなども必要になりますが、普段は掃除くらいしかしないため、お庭の手入れが楽になるでしょう。

人工芝を施工する際に雑草や石、ごみなどはできる限り除去するため、人工芝の下から雑草が生えてくる心配も少ないです。

(ただし、施工を中途半端にDIYすると、隙間から日光が入り雑草を映えさせてしまう原因になりますので注意しましょう。)

人工芝サッカー場の注意点

注意

次に、人工芝でサッカー場を作る際の注意点について見ていきましょう。

施工はプロに頼むべき

一般的な家庭の人工芝であれば、DIYしてもキレイに施工できることはありますが、サッカー場となると、話は別です。サッカー場は競技用の人工芝を使うべきで、そのような競技用の人工芝を販売しているところがそもそも少ないです。

また、人工芝施工の目的が「サッカー」となるため、サッカーはボールを蹴ったり走り回ったりするスポーツのため、そのような動きをする場合、人工芝をしっかりプロに施工してもらわなければガタガタになってしまう場合があります。

壊れやすいものを周りに置かない

先述しましたが、サッカーをするということはボールを蹴るスポーツなので、ボールが思った方向に飛ばない場合があります。

そのため、周りに壊れやすいものを置かないことが必要です。

きちんと手入れをすること

人工芝はメンテナンスが楽だと言っても、きちんと手入れをすることは必要です。

日ごろの掃除などは定期的に行うことが必要です。

サッカーが終わった後に人工芝の上で食事をしたり飲み物を飲んだりすることがあると思いますが、そのような場合には飲み物や食べ物をこぼさないように注意しましょう。そして、万が一こぼしてしまった場合にはしっかりと汚れを落としましょう。

人工芝のメンテナンスに関することは下記記事にて詳しく解説しております。

自宅の庭を人工芝サッカー場にする方法

人工芝

次に、自宅の庭を人工芝のサッカー場にするための方法について見ていきましょう。

一つは「自分でDIY」、もう一つは「プロの業者に依頼する」という方法です。

DIYで自分で行う

自宅の庭を人工芝サッカー場にする場合、自分でDIYするという方法があります。この場合、競技用人工芝を購入する必要がありますが、一般的にあまり販売されていないため、問い合わせが必要ですが高額になるケースもあります。

また、競技用人工芝が手に入った場合でも、施工をする際にしっかり行わなければ人工芝がガタガタになってしまったり、ズレた隙間から雑草が生えてきてしまったりするため、そのようなことにならないように気をつけましょう。

人工芝の継ぎ目の処理についてはこちらを参照ください。

業者に依頼して施工

一番おすすめなのは、業者に依頼して施工してもらうことです。

人工芝の施工はDIYできそうな感じがしますが、実際にやってみると芝と芝の間に隙間ができてしまったり、芝目が揃っておらず見栄えが悪くなってしまったりします。

そのようなことにならないよう、できればプロの業者に依頼して施工してもらうと良いでしょう。

人工芝サッカー場にする際の費用は?

費用

最後に、人工芝のサッカー場を業者に依頼した際の費用についてご紹介いたします。

業者に依頼した場合の費用はピンきりで、業者ごとに異なります。面積や宮の計上などによっても異なりますし、利用する人工芝の素材によっても異なりますので、気になる方は見積もりを取ってみると良いでしょう。

見積もりを取るときには、1社からだけしか取らないようにせず、複数の業者から見積もりをもらうことで、正しく判断できるでしょう。

このサイトでは、人工芝のおすすめ施工業者をご紹介していますので、参考にして下さい。

こちらのページで料金シミュレーションもできますので、ぜひ参考にしてください。

https://grace-grace.info/price/

プロに依頼したい場合の費用についてはこちらを参照ください。

人工芝の業者見極めについてはこちらを参照ください。

まとめ

ここまで、人工芝を利用して自宅でサッカー場を作ることができるのか?についてご紹介してきました。結論、人工芝を利用したサッカー場を作るには、DIYではなくプロの業者に依頼することがおすすめです。

競技用の人工芝を利用することはもちろん、人工芝がガタガタにならないように、人工芝施工会社に依頼しましょう。

このサイトでは、おすすめの人工芝施工業者を紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

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