自宅での人工芝DIYを検討している方は、人工芝の種類について、色々調べていることでしょう。しかし、人工芝は種類が多すぎて何を選んだらよいかわからないという方も少なくないでしょう。そこで、今回は、人工芝DIYをしたいと思っている方に向けて、2023年にDIYでおすすめしたい人工芝を10選ご紹介していきます!
人工芝のDIYについてはこちらを参照ください。
人工芝を選ぶポイントは?

まずは、人工芝を選択するポイントについて見ていきましょう。選ぶポイントとしては、大きく二つ「目的」と「場所」です。それぞれ確認していきましょう。
目的に合わせて人工芝を選ぶ
まずは、目的別に選ぶことがポイントです。人工芝DIYをしたいかたは家庭環境や目的がさまざまですので、目的に合わせて人工芝を選ばなければ全く合わない人工芝を購入してしまうことになります。
庭で遊ぶ程度
自宅の庭で子供たちと一緒に遊びたいと思っている方や、ペットの遊び場、景観を良くしたいという目的で人工芝を選択される方は、ホームセンターなどで購入できる安くて質の良いものを選ぶと良いでしょう。
最近の人工芝は質の良いものが多いため、ある程度人気のあるものであれば、景観が良くクッション性の高い人工芝を選択できるでしょう。
ポイントになるのは、クッション性の高さで、子供たちが遊んでいるときに転んでもいたくないことや、寝そべってふわふわした感触を味わいたい方などには、クッション性の高い人工芝がおすすめです。
バーベキューをしたいなら
自宅の庭でバーベキューをしたいと思っている方は、人工芝を選択するときに注意が必要です。なぜなら、人工芝は熱に弱いため、バーベキューの火の熱で溶けてしまったり変形してしまったりすることがあります。
そのようなことにならないように、バーベキューをするときには人工芝から火が遠ざかるようにすることや、ガスコンロを利用してバーベキューをするなど工夫もできますが、人工芝を購入する際に耐熱性が高いものを購入することがおすすめです。
自宅の庭でキャンプやバーベキューなど、自然環境で休みの日を満喫したいと思っている方は、耐久性が強くさらに清掃が簡単な人工芝の購入がおすすめです。
人工芝でバーベキューについてはこちらを参照ください。
サッカー場にしたいなら
自宅の庭にプチサッカー場を作りたいという方には、競技用の人工芝がおすすめです。自宅の庭のインテリア感覚の人工芝では、競技用に向いておらず、サッカーをしているときにふわふわした感覚になりうまく走れなかったり転んでしまったりするため、本気のサッカー場を作りたい方には、競技用の人工芝がおすすめです。
こちらはなかなか市販では販売されているところも少ないため、業者に依頼して人工芝を施工してもらった方がおすすめです。
場所に合わせて人工芝を選ぶ
次に、場所に合わせて人工芝を選ぶことも重要です。人工芝には、ジョイントタイプ(パネルタイプ)と、ロールタイプがあります。それぞれ、利用するおすすめの場所を確認しておきましょう。
ジョイントタイプがおすすめの場所
ジョイントタイプはタイル・マット形式のタイプの人工芝で、施工場所を問わず活躍してくれる人工芝です。特にベランダやバルコニーなど、一部の狭い場所で人工芝を利用したい場合にはおすすめです。
一人暮らしのマンションやアパートのベランダなどに施工する際には、ロールタイプよりもジョイントタイプが良いでしょう。
一人で作業する際にも手軽に持ち運びができるので簡単に施工できます。
ロールタイプがおすすめの場所
ロールタイプは広い場所にDIYするときにおすすめです。ジョイント部分が少ないためキレイに施工でき、自宅の広い庭を人工芝で埋め尽くしたい場合には、ジョイントタイプよりもロールタイプの方がキレイに施工しやすいでしょう。
また、ロールタイプはカットすることも出来るため、場所に合わせて施工することも可能です。ただし、施工する際には大きめの人工芝となるため、二人がかりで施工することになるでしょう。
人工芝を選定する物理的な要素は?

次に、人工芝を選定する際に物理的な選択要素はどのようなものがあるかを見ていきましょう。
芝の長さ
芝の長さは目的によって変わります。10㎜以下の芝は、軽量で使いやすくパターの練習などで利用される方が多い芝です。
一般的な人工芝は25㎜~30㎜の長さですが、クッション性やリアルな感じを求める方は、35mmn長さを選ぶと良いでしょう。競技用の場合は40mm以上を洗濯することがおすすめです。
芝の色
人工芝は緑だけではなくさまざまな種類のカラーが選べます。
人工芝を施工したい場所によって、カラフルな人工芝を利用することも検討してみると良いでしょう。また、さまざまなカラーを複数利用して施工することでオシャレにすることもできるでしょう。
芝の機能性
人工芝を選択する際にポイントとなるのが「機能性」です。例えば、防水性や対炎性、UV加工がされているか、抗菌性があるか、静電気を抑制する機能があるかなど、さまざまな機能があるため、目的に合わせて機能性を検討すると良いでしょう。
芝の素材
人工芝の素材は合成樹脂となり、ナイロン製のものやポリプロピレン製のもの、ポリエチレン製のものなどがあります。安価ですが、耐久性に弱く、次に耐久性が強いのがポリプロピレンで一般的な人工芝として利用が多いものです。
一番耐久性が強いのがポリエチレンで、一番屋外に向いている人工芝と言えるでしょう。
人気のある人工芝おすすめ10選

ここからは、実際に人気のある人工芝をご紹介していきます。
コメリ:「ヴィクトリア」
コメリのヴィクトリアは、ポリプロピレンでできている人工芝で、抗UV加工が施されています。正式名称は「リアル人工芝ヴィクトリア」という名前で、その名の通りリアル感のある人工芝となっており、耐久性、安全性、通水性に優れているため、万能の人工芝と言えるでしょう。寒冷地などでも寒さに強く色褪せしにくいため、北海道や東北でもおすすめです。

コメリ ヴィクトリア
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DCMグループ:「防水・透水 人工芝」
DCMグループが提供する「防水・透水 人工芝」は、防草シートが不要で裏面が不織布となっているため水はけが良いのが特徴です。防草性と透水性を良くしているため、ベランダやバルコニーでも利用できます。
一般的な人工芝は裏面に水抜き穴が作られていますが、この「防水・透水 人工芝」は、水抜き穴がないため雑草が生えてくる心配を軽減してくれます。
また、防草シートも不要のため、楽に施工ができるでしょう。
鉛や金属などは使用していないため、環境にやさしくペットや子供たちにも安全に利用できるでしょう。

DCMグループ 防水・透水 人工芝
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カインズ:「丸巻リアル人工芝」
カインズの「丸巻リアル人工芝」は、芝高20mmや35mm、サイズ幅1×1m~2×10mとさまざまな使用に合わせてサイズを選べるため、目的に合わせて適した人工芝を選ぶことができます。
V字パイル加工でへたりにくく、ボリュームある芝を表現できます。リアルな芝を表現するため、人工芝の中にも種類を4種類「青々とした芝」「若い芝」「枯れた芝」「若いウェーブ芝」を入れており、リアルな質感を表現しています。
また、防炎機能も搭載しているため、安心です。
また、サッカーのFIFA公認工場で作っているため、しっかりとした人工芝と言えるでしょう。

カインズ 丸巻リアル人工芝
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コーナン:「防草 ガーデンターフ」
コーナンの「防草 ガーデンターフ」は、人工芝と人工芝の間に生じる「隙間」を防ぐため、10cmの防草シートのふちがついているため、人工芝同士の間から日光が入りにくく、雑草が生えるのを抑制してくれます。
DIYをすると、どうしても人工芝同士の隙間が空いてしまったりしますが、その際に隙間からの光を防いでくれるため、DIYに向いている人工芝の一つと言えるでしょう。
また、「防草 ガーデンターフ」にはその名の通り防草シートがついているため、防草シートを敷く手間が省けるのもポイントの一つです。
「防草 ガーデンターフ」は、ロール状でできているため、自宅の庭などで人工芝を施工したいと思っている方は、広めのロールタイプがおすすめです。

コーナン 防草 ガーデンターフ
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ナフコ:「Nリアル人工芝」
ナフコの「Nリアル人工芝」は、ポリエチレンとポリプロピレンでできている人工芝で、サイズは50cm×5m、高さは20mmという一般的な家庭で利用する人工芝としては標準のサイズの人工芝です。
ナフコはNリアル人工芝以外にもさまざまな人工芝を販売している会社ですが、特にNリアル人工芝がおすすめの理由は、安価であるということです。
他の人工芝に比べてNリアル人工芝は5,000円ほどで購入できてしまうため、手ごろで揃えやすい人工芝の一つと言えるでしょう。
中国製ではありますが、FIFA認定工場で生産しているため、しっかりとした人工芝と言えるでしょう。

ナフコ Nリアル人工芝
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アイリスオーヤマ:「リアル防草人工芝」
アイリスオーヤマが提供している「リアル防草人工芝」は国産で安価な人工芝です。
防草シートを必要としない人工芝で、こちらも特殊な加工の通水性のある下地を利用しているため、人工芝に穴が開いていないため雑草が生えにくく、手入れも簡単です。
30mmの芝高でハリやコシがあり、クッション性に優れている人工芝となっているため、子供やペットも安心して人工芝の上で遊べるでしょう。

ニトリ リアル防草人工芝
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ニトリ:「ロール人工芝」
「お値段以上」のCMで有名なニトリが提供する「ロール人工芝」は、ベランダやテラスにも利用できる本物のようなリアルな人工芝で、ロールタイプのものです。
ポリエチレンとポリプロピレンでできている個の人工芝は、幅100×奥行999×高さ20mmの人工芝です。

ニトリ ロール人工芝
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グローバルガーデン:「グッドライフウッド 人工芝ロール」
グローバルガーデンの「グッドライフウッド 人工芝ロール」は、カインズの「丸巻リアル人工芝」と同様に4種類の芝を編み込みして作られているため、リアルな芝を実現している人工芝です。30mmの芝となっており、ふわふわした感触が特徴で、お子様やペットの遊び場としても最適です。
また、人工芝の紫外線耐久試験では、5,000時間をクリアしており、色褪せや形状の変化などもほとんど異常がないため、耐久性の強い人工芝と言えます。
また、人工芝の化学物質の検査も行っており、発がん性や変異原性、生殖毒性などの有害性のある物質は未検出という結果が出ているため、お子様にも安心して遊んでいただけます。

グッドライフウッド 人工芝ロール
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タンスのゲン:「超リアル極細人工芝」
タンスのゲンはその名の通り家具やインテリア商品を提供している会社ですが、人工芝においてもリアルなものを提供しています。
タンスのゲン「超リアル極細人工芝」は、その名の通りリアルがウリの人工芝で、極細幅0.5mmで43万本/㎡で作られているため、密度が高くリアルな芝を実現しています。
また、密度が高いため耐久性も強く、3層構造で作られているため人工芝が抜けにくいという特徴もあります。
夏用と秋冬用と種類を選べるため、季節に応じた色合いの人工芝施工が可能となっています。
そして、人工芝の本場EUにおいて、REACHと呼ばれる化学物質を管理する議会において、201項目の基準で合格しているため、安全性も保障されている人工芝です。

タンスのゲン 超リアル極細人工芝
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モダンデコ:「リアル人工芝 超高密度タイプ」
モダンデコの「リアル人工芝 超高密度タイプ」は、ポリエチレンとポリプロピレンで作られた人工芝で、高密度で芝丈35mmのふわふわな人工芝です。
3ヵ月保証がついているため、人工芝の施工後不具合があったり、人工芝が抜けてしまったりおかしくなってしまった場合でも安心です。
カラーも選ぶことができ、ラッシュグリーンと、フレッシュグリーンから選択でき、防炎加工がされているので安心して利用することができます。

モダンデコ リアル人工芝 超高密度タイプ
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まとめ

ここまで、人工芝を選択する際にどのような視点で選択するべきか、おすすめの人工芝などをご紹介してきました。
人工芝をDIYする際には、目的に合わせて人工芝を選択することが必要です。
また、人工芝はできればDIYではなく、プロの業者に施工を依頼することで、長年良い状態の人工芝を実現できるでしょう。
このサイトではおすすめの施工業者も紹介していますので、参考にしてください。
人工芝の費用についてはこちらを参照ください。