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庭を人工芝で緑化「正しい整地や転圧方法」を詳しく解説

整地って絶対にやらないといけないのか?

人工芝施工業者にお願いすると必ず整地は行ってもらえますが、そもそも整地は絶対にやらないといけないのかと思う人もいると思います。庭の土を平らにするだけでもかなり大変なので、下地に多少の凹凸があるくらいなら、そのまま人工芝を敷いていっても良いのではと思いたくなります。

しかし「多少の凹凸でもあれば、プロの職人でも作業は難航」します。その道、一筋の職人さんでも難航するので、素人がDIYでやるなら凹凸があるままなら必ず失敗すると言う事です。人工芝をロールタイプやジョイント、どちらを使うにも凹凸があるまま敷くと、必ず隙間が出来て後々のトラブルになります。

凸の部分では人工芝が伸びた状態で敷かれるので密度が薄い感じに、逆に凹の部分では人工芝が密集して変な線になってしまいます。更に水たまりが出来るので、更なるトラブルの原因になります。

見た目に拘るタイプじゃない人の場合、何とか敷けたとしても、防草シートも上手に敷けないので直ぐに雑草だらけになったり、継ぎ目や隙間が目立ちまくりになってしまう可能性があります。隙間があると接着剤がはみ出てくるので、それが更に景観を悪くします。

ですので、整地は絶対にやらないといけません。DIYの場合、特殊な器具な無いと思うので、スコップや板などを使って出来る限り平らになる様にしましょう。

では、整地方法について解説していきます。

人工芝を敷く際の整地に必要な物

スコップ
山砂
トンボや木の板
転圧ローラー

転圧ローラーはあれば作業が楽になりますが、無い場合はスコップで構いません。転圧ローラーは1日数千円でレンタル可能なので、できれば転圧ローラーを使う事をお勧めします。

時間もかなり必要なので確保できる日にやりましょう。1人でDIYで整地をする場合、よくある戸建てサイズくらいのお庭でも丸1日は最低でも掛かるとみておいた方が良いかも知れません。

人工芝を敷く際の正しい整地方法

余計な物を取り除く

人工芝を敷く場所の雑草、石や砂利など、邪魔になる物は徹底的に取り除きましょう。雑草は根が残っていると土を綺麗に固められなかったり、雑草が生えてくるので、掘り起こして完全に取り除きましょう。石や砂利などが残っていると凸凹の原因になるので、これも全て取り除いて下さい。

完璧にやったと思っても雑草の根は残っていて、数か月後に雑草だらけになったという人は多いので、これでもかと言うくらいにやって下さい。残念ながら、それでも素人の場合は出多少は出て来ると思います。

土を掘り叩く

完成した時の位置から5mmくらい下までスコップで掘り下げます。マンホールなどがある場合は、人工芝を敷いた時にそれと同じ高さになるくらいに掘り下げます。一通り掘ったら、土をスコップで叩き平らにしていきます。(転圧ローラーがある人は、それを利用して下さい)

とにかくシッカリ平らにする事と、固める事を意識しましょう。平にする事で凸凹にならないし、固める事で人工芝を敷いた後に地面が下がってしまう等のトラブルが無くなります。転圧ローラーが無いし、スコップでやるのが面倒だからと手を抜くと、後々地面が凸凹になったり、沈んだ部分に水が溜まったりするので、手抜きは厳禁です。

勾配があるのはOK

平らにしなければいけませんが、庭は雨水などが溜まらず流れやすい様に、どちらかにやや勾配があります。その勾配が無くなると水たまりが出来やすくなるので、勾配は保ったまま平らにしていきましょう。

勾配を無くしてしまうと水はけが悪くなり、虫がわいたり、カビが生えたりする可能性が出て来るので、作業前に勾配がどういう方向に、どの程度ついているというのを計測しておくと失敗しにくいので良いと思います。

お庭によっては水はけの良い場所と悪い場所がある家もあるので、そういう時はプロなら直ぐに対応できますが、素人なら雨天時の様子を見てから、どこにどの程度と言う感じで次の作業を進めるのも良いと思います。

土が粘土質で水はけが悪い場合

土を掘り叩く時に上から山砂をかけて一緒に叩き固める事で、地面が強く固まるのでお勧めです。これにより粘土質で水分量が多い土でも固める事が出来ます。

腐葉土や堆肥を混ぜると土壌改善し水はけが良くなると言われます。しかし、水はけそのものの改善は劇的には出来ないので、それでも問題がある様な場合は、土壌改良などの工事が必要なので、専門の業者に頼んだ方が良いと思います。このパターンだと土壌改善だけやって貰うくらいなら、人工芝施工業者に最初から頼んだ方が良いです。

土を固めたらトンボや木の板でならす

一通り土を平らに固めたら、トンボや木の板などを使って平らになっているか確認しつつ、ならしていきましょう。高い所があれば削り低い所へやってを繰り返しましょう。

その度に転圧もして再度固めて下さい。これを繰り返して問題なくなれば。これで人工芝を敷く為の整地は終了です。ここまで綺麗に出来たら次は防草シートを敷いていきます。

土が足りない場合

整地していくと下がった部分に土を足す事もあり、土が足りない場合も出てきます。その際は砂利では無く「砕石」を購入し使って下さい。「路盤材」と言う砕石がホームセンターなどで売られているので、その中の「0mm〜30mm」を使いましょう。「0mm〜30mm」がなければ「0mm〜40mm」でも構いません。必ずどちらかの大きさの物を使う様にして下さい。

下地がコンクリートの場合

コンクリートの場合は整地を行い、平らにする必要がありません。ただコンクリートにヒビ割れや破損がある場合は補修しておきましょう。その上で土と同様に余計な物は全て取り除いて下さい。

コンクリートでも隙間や脇などに雑草がある場合は綺麗に取り除いて下さい。難しい場合もありますが、雑草があると人工芝が雑草だらけになってしまう可能性があります。

珪砂は人工芝に直接敷きます

珪砂が必要だと言う事で人工芝DIYの為に購入した人の中には、整地に使うと思っている人がいますが、珪砂は人工芝を敷いた後に直接敷きます。これを敷く事でクッション性が高くなる事や、芝の起立性が良くなるメリットがあります。間違って整地の時に土に混ぜたりはしない様にしましょう。

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