施工

庭の雑草対策にはリフォームすべき?事例やメリット・デメリットについて

自宅の庭に雑草が生えて伸び切ってしまっている状態が続くと、毎回雑草の処理をするのはとても大変に思えてきますよね。雑草が生えないようにしたいと思ったら、リフォームを考えるのではないでしょうか。

リフォームによる雑草対策にはどのような対策があるのか、今回は庭の雑草対策をリフォームによって行う場合の事例や、メリットなどをご紹介していきます。

雑草対策ついてはこちらを参照ください。

雑草対策にはリフォームするべきなのか?

雑草

雑草対策をするのに、そもそもリフォームするべきなのでしょうか?

結論、リフォームをしなくても雑草対策は可能です。自分でDIYによって雑草対策をすることで、雑草を生えさせない・雑草が生えたら処理するということが可能です。しかし、雑草が生えるたびに自分で抜いたり、草を刈ったりするのは大変です。

そのため、リフォームしてしまって、雑草を生えさせないようにプロに依頼することがおすすめです。プロに依頼して雑草対策をすれば、日頃の雑草に対しての悩みはなくなるでしょう。

リフォームでできる雑草対策の事例

工事

ここからは、実際に雑草対策でどのようなリフォーム方法があるのか、具体的な事例について見ていきましょう。

人工芝を利用した雑草対策の庭

リフォームによる雑草対策で人気があるのは人工芝を利用した雑草対策です。人工芝のクオリティはかなり高くなっており、現在では天然芝と同じように見える人工芝がホームセンターでも販売されています。

自分でDIYによる対策をされる方も多くなっていますが、人工芝の施工はプロの業者に依頼した方が耐久性も良く、見栄えも良い庭にすることができるでしょう。人工芝の種類も豊富になっているため、自宅の環境に合わせてベストな人工芝を選択することができます。 

人工芝で雑草対策になる理由は、人工芝を敷くことで太陽光が地面に届かなくなるため、光合成を必要とする雑草が成長せず、生えてこないという形になります。

人工芝とタイルテラスを利用した庭

人工芝とタイルテラスを利用した庭も雑草対策に有効です。人工芝を利用するだけではなく、タイルテラスを利用することによって、見た目のオシャレさが格段に上がるでしょう。

タイルテラスを利用しても雑草対策が可能で、その理由は人工芝と同じように地面に太陽光が入らなくなるからです。雑草が光合成ができずに伸びないため、雑草が生えてこないという原理になります。

また、タイルテラスを利用するメリットとして、人工芝は熱に弱いため、バーベキューなどをしたい家庭では、タイルテラスと組み合わせたレイアウトがおすすめです。

タイルテラスとウッドデッキの庭

ウッドデッキを施工することで雑草対策になることもあります。それは、ウッドデッキが日陰を作り、太陽の光を地面に当てないようにするからです。しかし、人工芝のようにすべてに光を届かないようにすることはできないため、少しは雑草は生えてしまうようになります。

見た目の美しさでいけば、ウッドデッキとタイルテラスを組み合わせて、キレイなレイアウトにするということは可能ですが、雑草対策を本格的なものにするには、プロに依頼してウッドデッキの下をコンクリートで打ち込んだり、防草シートを張ったりしなければなりません。 

テラスとウッドデッキ・人工芝を利用した庭

ウッドデッキによるリフォームをお考えの場合、テラスと人工芝の組み合わせもオシャレです。雑草対策として人工芝の施工を行い、その一部をウッドデッキにして、その上にテラス屋根をプラスすることで雨の日でも外に出られるテラスを作ることができます。

テラスを作ることにより、太陽光がウッドデッキの下にも届きにくくなるため、より一層ウッドデッキの雑草対策が強化されます。また、見た目にも美しく機能性も良いため、おすすめの組み合わせとなります。 

タイルテラスと砂利を利用した庭

タイルテラスと砂利の組み合わせも、雑草対策には最適です。

タイルテラスだけで作られた庭より、砂利との組み合わせによるレイアウトは、より一層庭の雰囲気を良くしてくれるでしょう。砂利だけでは雑草対策としては弱いため、砂利を敷く場合にはその下に防草シートなどを敷くことがおすすめです。

タイルテラスや砂利はさまざまな種類があるため、自宅の庭に合った種類のものを利用するのがおすすめです。

コンクリート土間による雑草対策の庭

雑草対策のリフォームとして多いのは、コンクリート土間を利用した雑草対策です。

コンクリート土間は、雑草対策の中でも特に強力で、コンクリート土間による雑草対策を行えば、コンクリートの下から雑草が生えてくることはほとんどないでしょう。

コンクリート土間の良いところは、雑草対策がしっかりできることですが、見た目が少し殺風景になることが難点です。ただ、自宅の雰囲気がシンプルで洗練されている場合には、このようなコンクリート土間でも見た目がキレイに見えるでしょう。 

防草シートと砂利敷き

ごく一般的な雑草対策として利用されているのが、防草シートと砂利敷きによる雑草対策です。これまでご紹介してきた雑草対策の中でも比較的安価で済み、一般的に行われている対策方法になります。

防草シートと砂利敷きによる雑草対策は、費用は少なくて済みますが、年数が経つにつれて防草シートがズレてきたり、隙間から雑草が生えてきたりすることがあるため、定期的に砂利を追加したり、防草シートを直したりすることが必要になります。 

雑草対策のリフォームはどれくらいの費用が掛かる?

雑草とタンポポ

実際にリフォームをして雑草対策をするとなると、費用はどれくらいかかるのでしょうか?

結論、費用は実施する内容や業者によって異なるため、一概には言えませんが、例えば、人工芝による雑草対策を行う場合、プロの業者に依頼すると1平米あたり3,500円〜7,000円程度が目安の費用となります。

繰り返しになりますが、業者によって費用が変わることや、利用する人工芝の素材や施工する環境、場所によっても費用が変わりますので、一度業者に見積もりをもらうことがおすすめです。

どのような施工をするにしても、リフォーム業者や施工業者を1社にすぐ絞らずに、複数社から見積もりをもらうことがおすすめです。複数社から見積もりをもらうことで、費用感の違いや高額な業者へ依頼する心配も少なくなるでしょう。また、相見積もりをすることによって値引き交渉も可能になります。

雑草対策のためにリフォームするメリット

メリット

次に、雑草対策でリフォームするためにどのようなメリットがあるのか、確認していきましょう。

雑草に悩まされずに済む

雑草対策のリフォームをする最大のメリットは、雑草に悩まされずに済むことでしょう。

雑草対策をしない状態で庭を放置していると、雑草が生い茂って虫や花粉、アレルギーなどの心配も増え、見た目も悪く隣のお家の庭にまで草が伸びるといった、さまざまな心配事や悩みのタネとなります。

しかし、リフォームして雑草が生えなくなってくると、このような心配事や悩み事がなくなるため、生活をしていく上で雑草という呪縛から解き放たれることができます。

また、雑草が生えなくなることで、雑草を刈ったり抜いたりするときに腰を痛めることもなくなるため、ぎっくり腰や腰痛などの心配も少なくなるでしょう。

見た目がとてもオシャレになる

雑草対策でリフォームする場合、雑草が生えてこなくなるメリットのほかに、見た目がオシャレになるというメリットがあります。

雑草が除去されるだけでも見た目はキレイになりますが、そのままの状態では「ただの庭」になってしまいます。ただ、リフォームによってレイアウトがキレイになると、ただの庭ではなく、「オシャレな庭」に変化させることができます。

自宅の雰囲気を変えたい方や、キレイでオシャレな庭にしたいと思っている方は、雑草対策をきっかけに、リフォームによるオシャレな庭を目指してはいかがでしょうか。 

庭を有効活用できる

次に、庭を有効活用できるというメリットもあります。庭に雑草が生えて伸び切っていると、雑草が邪魔で庭が有効活用できなくなります。

例えば、お子さんがいる家庭では庭で遊ぶこともバーベキューをすることもできないため、何かしようとすると雑草を処理しなければならないためおっくうになってしまうでしょう。

庭をリフォームすることで庭を有効活用できるのもメリットの一つと言えるでしょう。 

雑草がなくなることで害虫や害獣対策にも

雑草が伸び切っていると見た目が汚く見えるだけではなく、害虫や害獣の棲み処になってしまうことがあります。虫が苦手な方は、雑草があることで虫がたくさん湧いてくることがあるため、雑草は早めに処理した方が良いでしょう。

リフォームによって雑草対策することで、普段から雑草の処理をしなくても良くなり、虫が湧くことも防ぐことができるでしょう。

花粉やアレルギーも軽減される可能性

雑草がたくさん生えると、そこから花粉やアレルギー物質などが飛ぶようになり、アレルギーを持つ方や、花粉症の方などは、窓を開けることすら抵抗してしまうようになるでしょう。

このように雑草対策をしていない場合には花粉症に悩まされるのに対して、雑草対策をすることで花粉症やアレルギーの原因を少なくすることができます。 

雑草対策でリフォームするデメリット

デメリット

次に、雑草対策でリフォームする場合のデメリットについて確認していきましょう。 

費用が掛かる

雑草対策によるリフォームで一番のデメリットは費用が掛かることです。

自分で雑草を抜いたり刈ったりすれば、費用は掛かりませんが、プロの業者にリフォームを依頼するとなると、少なくとも数万円以上掛かります。大きな工事の場合は数十万や数百万円かかるケースもありますので、費用が掛かることが最大のデメリットと言えるでしょう。 

永久的に雑草が生えないわけではない

雑草対策のためにリフォームしたとしても必ずしも「絶対生えない」ということではありません。雑草も自然のものの一つなので、どのようにして生えてくるのか、どこから生えてくるのかというのはわかりません。

そのため、永久的に雑草が生えないというわけでは無い部分も、デメリットに感じる方はいるでしょう。 

施工内容によっては掃除が大変になることも

例えば、砂利などによる雑草対策をした場合、コンクリートなどとは異なり、掃除が大変になることがあります。砂利は多くの石で作られているものなので、その石の隙間にゴミが溜まってしまうため、掃除が大変になったり、キレイにするのに苦労したりすることがあります。

このような部分もデメリットに感じる方はいるでしょう。 

施工前のイメージと異なる場合も

依頼する施工業者の技術によっては、施工前に抱いていたイメージと、施工後の実際の状況が異なるケースがあります。「思ったのと違った」「満足できる内容じゃなかった」というケースもありますので、業者選びは慎重に行いましょう。

人工芝による雑草対策がおすすめ

これまでご紹介してきた中でも、特に雑草対策のリフォームでおすすめなのは、人工芝を利用したリフォームです。 

人工芝のクオリティはとても良くなっており、いまでは天然芝と見間違えるほどの品質になっています。お庭の雑草対策だけではなく、タイルテラスやコンクリート、砂利などさまざまなものに組み合わせ可能となっており、オシャレなお庭を演出できます。

雑草対策のリフォームなら、人工芝を検討することがおすすめです。

リフォームせずに自分で対策する方法は?

雑草を抜く

プロの業者に依頼してリフォームしなくても、雑草対策は自分でDIYによっても行えます。人工芝などホームセンターで販売されていますが、施工は意外と難しく、設置だけなら簡単ですが、長持ちさせるにはプロに依頼した方がおすすめです。 

まとめ

ここまで、雑草対策によるリフォームの種類や、リフォームするメリット・デメリットなどをご紹介してきました。リフォームをして雑草対策をする場合、さまざまな種類があり、業者や施工する内容によって費用はマチマチです。 

リフォームせずに自分で雑草対策をDIYする方もいるため、自分で施工するというものアリかもしれませんが、雑草対策できる期間や見た目のことを考えると、プロに依頼した方が賢明かもしれません。

雑草に悩んでいる方は、本記事を読んで、リフォームを検討されてみて下さい。

×

★おすすめ度No1★ 日本人工芝計画