雑草

庭の雑草対策に掛かる費用はどれくらい?自分or業者による費用比較

庭の雑草対策に苦しんでいませんか?雑草が伸び切って何とかしたいけど、業者に頼むと費用は掛かるし…と悩んでいる方も少なくないでしょう。

今回は、庭の雑草対策に悩みを抱える方に向けて、自分で雑草対策をする際の費用や、業者に依頼する際の費用がどれくらいかかるのか、ご紹介していきます。

庭の雑草に悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてください。

雑草対策ついてはこちらを参照ください。

自分で雑草対策をする費用

費用

まずは、自分で雑草対策をする種類と費用について確認していきましょう。

雑草抜きによる対策と費用

雑草対策として昔からある手法として、「雑草抜き」や「芝刈り」があります。

雑草抜きは自分で雑草をひたすら抜いていくという方法で、芝刈りは、芝刈り機を利用して刈ることや、鎌を利用して刈るという方法があります。

雑草抜きは費用が掛かりません。あえて言うならば、雑草抜きをする際に軍手を利用するため、軍手の費用が掛かります。

芝刈り機を利用する場合には、数千円~数万円と機能やメーカーによって費用が異なりますので、ホームセンターなどで比較すると良いでしょう。

除草剤を利用した対策と費用

除草剤を利用して雑草対策をするという方法もあります。除草剤はその名の通り草を除去する・生えさせないための液剤で、効き目や持続性によって費用が異なります。

こちらもホームセンターなどで購入が可能ですが、数百円のものから数千円単位のものまであり、持続性や容量などによって費用が異なりますので、こちらも比較してみると良いでしょう。

防草シートを利用した対策と費用

防草シートを利用して雑草対策をする方法もあります。防草シートとは、その名の通り草が生えることを防ぐシートで、防草シートの中にもさまざまな種類があります。

大きく分けると「一層構造」と「二層構造」があり、その中でも織物・不織布という種類があり、二層構造で不織布の方が防草効果は高いと言われています。

機能性や品質によって費用感は異なるため一概には言えませんが、数千円~数万円といった形になります。ただし、利用する平米によっても金額が異なりますので、ホームセンターで1平米あたりの価格を比較してみると良いでしょう。

固まる土を利用した対策と費用

固まる土を利用した雑草対策もあります。固まる土とは、防草砂とも呼ばれる雑草を生えさせないために利用する土で、土を施工して水をまくだけで、土が固まりその下から雑草を生えさせないようにするというものです。

見た目が土のため、庭の景観も崩さないことから利用されている方も多いです。

固まる土にも種類があり容量やメーカー、種類によって費用は異なりますが、10㎏あたり500円~2,000円ほどとそこまで高額なものではありません。ただし、固まる土は広い範囲で利用する場合に多くの土が必要となるため、施工する場所によっては高額になるケースがあります。

人工芝を利用した対策と費用

人工芝によって雑草対策するという方法があります。

人工芝はその名の通り人工的に作られた芝で、防草シートの上に敷かれるケースが多く、防草シートと人工芝で雑草を生えさせるのを防ぐ役割があります。

見た目が天然芝のような状態になるため、とても景観が良く、雑草対策としても多く利用されています。

一般的には人工芝の施工は業者に依頼して行われますが、DIYにて行う場合には、人工芝の費用と防草シートの費用くらいしか掛からないため、安価に済ませることができます。

人工芝は1平米あたり2,000円~4,500円程度となっていますが、人工芝の品質によって異なりますので、ホームセンターなどで確認しましょう。

グランドカバーを利用した対策と費用

グランドカバーを利用した雑草対策は、植物を利用した雑草対策です。

代表的なものには、「リュウノヒゲ」や「ヤブラン」「コトネアスター」「アベリア」などがあり、植物を植えることで雑草対策をするというものになります。

グランドカバーを自分で施工する場合、一つ一つの植物を園芸店で購入し、間隔を考えながら施工することが必要となります。一つ一つの植物は数百円程度となりますが、広さによって費用感は異なるでしょう。

砂利を利用した対策と費用

砂利を敷くことによって、雑草対策をすることができます。砂利を敷くと日の光が土まで届かず、雑草が成長するのに必要となる太陽の光が届かないため、雑草が伸びないという仕組みです。

砂利を敷く際にも防草シートを利用するケースが多いため、砂利と防草シートの二層で雑草対策をする形になります。

砂利には種類があり、玉砂利などが代表的な種類ですが、費用感としては20㎏で3,000円~5,000円程度となり、使用する平米によって金額が異なります。こちらもホームセンターなどで購入することができるため、比較してみると良いでしょう。

業者に依頼する場合の費用

電卓

次に、業者に雑草対策を依頼する際の費用感を見ていきましょう。

平米あたりの目安費用

業者に依頼する際の費用感ですが、人工芝の施工や防草シートの施工、砂利やグランドカバーなど、施工する種類や内容によって異なりますが、一例として、防草シートでの施工を考えると、1平米あたり3,000円程度が相場感になります。20平米であれば60,000円程度、50平米であれば、150,000円程度という計算になります。

ただ、あくまでも一例となりため、依頼する業者や施工場所、施工内容などによって費用は異なりますので、まずは複数業者に相談してみることがおすすめです。

実際に依頼する前には必ず見積もりをもらうようにしましょう。

日数あたりの目安費用

費用感の目安は平米だけではなく一日の目安費用という考えもできます。

大工さんやとび職など専門業種でのお仕事をされている方は、1日の「人工(にんく)」という計算によって費用算出しているケースがあります。

会社で一人の職人を1日動かすのに1万円程度かかるとすると、会社としては最低3万円の収入が必要になるなど会社の考え方や指針によって金額は異なりますが、このように計算されます。

一人親方の場合には、自分が動いた分だけの費用という形で2万円のケースもあれば、半日で済むので1万円というケースもあります。

どの会社に頼むか、個人の人に頼むかによって1日の費用計算は異なりますので、事前に見積もりをもらうと良いでしょう。

自分or業者のメリット・デメリット

メリットデメリット

次に、自分で雑草対策をする方が良いのか、業者に依頼する方が良いのか、それぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。

自分で行う場合のメリット・デメリット

まずは、自分で雑草対策を行う際のメリット・デメリットから見ていきます。

メリット1:費用を抑えられる

これまでご紹介してきたように、自分で雑草対策をされる場合には、費用があまりかかりません。広いお庭で全体的に固まる土を利用する場合などは別ですが、大きく費用が掛かるといったことはないでしょう。コストを抑えて雑草対策をしたいという方は、自分でDIYによる雑草対策が良いかもしれません。

ただし、長期的にみると、自分でDIYするよりもプロに依頼した方が安く済む可能性があるため、対策の内容によっては業者も視野に入れると良いでしょう。

メリット2:好きなタイミングで実施できる

業者に頼まずに自分で対処するとなると、業者のスケジュールに合わせる必要がないため、自分のタイミングで雑草対策ができます。思い立ったときにすぐやりたいという方や、のんびり気長に対策したいという方は、マイペースに自分のタイミングでできるDIYの方が良いかもしれません。ただ、のんびりしすぎると雑草がまた生えてしまって何度も対策しなければならない可能性があるので注意しましょう。

デメリット1:体力を使う

自分で雑草対策をするデメリットの一つに、体力を使うという部分があります。

雑草対策を自分で行うことで、自分が動いて雑草抜きをしたり、芝刈りをしたりする必要があります。また、固まる土を利用するにしても、人工芝を設置するにしても、砂利を施工するにしても、防草シートなどを設置したり、購入しに行ったりすることが必要です。

このような体力を使うことに慣れていない方や、体力がない方は、途中で挫折して中途半端な状態にしてしまうことも考えられます。

デメリット2:しっかり対策できないことがある

自分で雑草対策しようと思っても、プロではないため、プロが行うような細かな作業を適当におこなってしまうことや、知識や技術が少なくしっかり雑草対策ができないという可能性もあります。

一時的には雑草対策になっても、長期的にみるとすぐに雑草が生えてくるようになってしまうなど、うまくできないことがあるでしょう。

業者に依頼する場合のメリット・デメリット

次に、業者に依頼する場合のメリット・デメリットも確認していきましょう。

メリット1:しっかり対策ができる

プロの業者に依頼することによる一番のメリットは、しっかりと雑草対策ができるという点です。

どのような雑草対策の方法でも、プロに依頼することできちんと仕事をしてくれて雑草が生えないようにしてくれるでしょう。また、雑草が生えないようにするだけではなく、キレイな見た目に仕上げてくれるという点もメリットと言えます。

メリット2:自分は何もしなくても良い

基本的にプロに依頼する場合には、自分が手を動かすということはありませんので、高みの見物で丸投げできる点がメリットと言えるでしょう。

このような作業に慣れていない方や、自信がない方は、プロの業者に依頼することがおすすめです。

デメリット1:自分で行うより費用が掛かる

プロに依頼する際のデメリットと感じる点は、自分で作業をするよりも費用が掛かってしまうという点でしょう。一時的に考えると費用はかさんでしまいますが、プロに依頼することで雑草対策が長持ちするため、長期的に考えると業者に依頼する方がおすすめではありますが、費用が掛かるためデメリットに感じてしまうかもしれません。

デメリット2:業者選定が必要

業者に依頼するには、信頼のおける専門業者を選定する必要があります。

どのような業者に依頼すれば良いのか、各社から見積もりをもらったり話を聞いたりするのが億劫な方は、このような業者選定自体を面倒と感じてしまうかもしれません。

業者選定のポイント

ポイント

最後に、プロの業者に依頼する際の業者選定のポイントについて確認していきましょう。

料金内容が明確か

業者に依頼する際に気を付けたいポイントは、「騙されない」「適正価格で施工してもらう」「余計な費用は払わない」ことです。素人がどのような作業にいくらかかるということはわからないため、悪徳業者などは過大な請求をしてくる場合もあります。

そのようなことにならないよう、事前に見積もりを取り、いくつか比較をすることがおすすめです。料金内容が明確で適正価格だと思われる業者に依頼するようにしましょう。

サイトや連絡先があるか

依頼しようと思っている業者が、しっかりとWebサイトを持っており、そこに連絡先が書いてあるか確認すると良いでしょう。サイトがなかったり、連絡先がわからなかったり、名刺も渡してこないような業者はやめておいた方が良いでしょう。

また、飛び込み営業などで訪問してきた方などは、一般的な価格よりも高額になるケースがあるため、その場で決めずに必ずいくつかの業者の話を聞くようにすると良いでしょう。

顔写真などが載せられているか

サイトなどがある場合、代表者の写真や営業マンの写真など、しっかりと顔写真が見られるか確認しておくと良いでしょう。スタッフの写真が無かったり、スタッフ紹介のページがないよりも、顔が見える営業や作業員の方が安心して依頼することが出来るでしょう。

まとめ

ここまで、庭の雑草対策に掛かる費用についてや、自分で対策をするべきなのか、業者に依頼して対策をしてもらうべきなのか、それぞれのメリット・デメリットなどをご紹介してきました。

雑草対策は、自分で行うこともでき、費用も抑えることができますが、雑草を長期的に生えさせないための対策や、見栄えの良いレイアウトを求めるのであれば、やはりプロの業者に依頼することがおすすめです。

このサイトでは、雑草対策となる「人工芝」の施工について、施工業者の比較ページもありますので、ぜひ参考にしてください。

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