「子供と庭で一緒に遊んでいる」と聞くと、思い浮かべるのは、人工芝の庭にウッドデッキのベランダといったような風景ではないでしょうか?戸建て住宅で憧れの庭を持ちたいと思ったときに、多くの人がウッドデッキと人工芝の組み合わせでキレイな庭を想像するでしょう。
人工芝とウッドデッキは見栄えが良く自宅の庭には最適です!ここでは、相性抜群なウッドデッキと人工芝の設置のメリットや注意点をご紹介していきます。
ウッドデッキに人工芝を設置するメリット

まずは、ウッドデッキに人工芝を設置するメリットから見ていきましょう。
見栄えが良く、「映える」
人工芝とウッドデッキの設置のメリットは、何と言っても見栄えが良いということです。最近はInstagramなどのSNSにさまざまな写真をアップする方が増えてきましたが、俗に言う「映える」お庭にするなら、ウッドデッキと人工芝の組み合わせがおすすめです。
昔と比べて人工芝の質が高くなっており、人工芝と思えないようなリアルな人工芝を安価に購入できるようになっているため、まるで天然芝のような庭が手軽に作れます。
最近ではYouTubeなどでも子供向けの映像として子供と遊んでいる姿を撮影したり、子供がいろいろなおもちゃで遊んでいたりする姿を撮影する動画がアップされていますが、そのような撮影をする場所としても、人工芝とウッドデッキがあるだけで「映える」ことでしょう。
クッション性があり安心
コンクリートやアスファルトの庭では、子供やペットが遊ぶ際には気を付けて遊ばなければ転んでけがをしてしまうことがあります。コンクリートではなく天然芝の場合でも、一部がハゲてしまっていたり、石などがあったりして遊ぶ場所としては危険場場合があります。
しかし、人工芝の場合、均等な芝でクッション性があるため、子供たちが遊んでいるときに転んでしまっても怪我がしづらく、安心して遊ばせることができます。
子供も裸足で遊べる
ウッドデッキの上に人工芝を敷く場合にも、ウッドデッキの場合、劣化が進むと木が裂けてきてトゲが刺さってしまったり、足を怪我してしまったりすることがありますが、ウッドデッキの上に人工芝を敷くことで、子供たちが裸足で歩き回ったり走り回ったりすることができます。
例えば、夏の暑い日など、人工芝の上でプール遊びをするときも、ウッドデッキの上に人工芝を敷くことで、足をけがしてしまったり、ウッドデッキの上で滑って転んでしまったりするといったことが避けられるでしょう。
ウッドデッキと人工芝の組み合わせは、見栄えの部分だけではなく、安全面においてもおすすめできるポイントとなります。
ウッドデッキに人工芝を設置するデメリット

次に、ウッドデッキに人工芝を設置するデメリットについても確認していきましょう。
ウッドデッキにカビが生えることも
ウッドデッキの上に人工芝を設置することで、最悪の場合カビを発生させてしまうことがあります。人工芝自体はカビを発生させるようなものではないのですが、ナイロン製の人工芝の場合にはカビを発生させてしまうことがあります。
また、ウッドデッキの上に人工芝を設置することで、人工芝の種類によって通気性が悪くウッドデッキの中をジメジメとした空間にさせてしまい、カビを発生させる原因を作ってしまうことがあります。
その大きな要因は、人工芝の設置状況です。
DIYなどできちんとした施工をせずに人工芝を設置してしまうことで、カビが発生しやすいナイロン製の人工芝を選んでしまったり、きちんと施工ができていなかったりして、そのような現象を引き起こしてしまう可能性があります。
また、豪雪地域では、人工芝の上の雪をそのまま放置して春を迎え、人工芝の下が何か月も人工芝の下に水がある状態になり、カビを発生させてしまうこともあります。
ただし、人工芝の選び方を間違えずに、しっかり施工すれば、このようなことは事前に防げるでしょう。
長年使っていると見栄えも悪くなる
次に、人工芝を長年使っていると、一部分がハゲてきたり、色褪せてきたり芝が寝てしまったりしてきます。人工芝は10年ほど持ちますが、長年使っていることで見栄えが悪くなるということもデメリットのひとつでしょう。
人工芝を長持ちさせるためには、DIYではなく、プロの業者に施工を依頼することがおすすめです。特に、人工芝とウッドデッキといった見栄えが良いお庭を実現するには、プロの業者に依頼して施工することがおすすめです。
直接バーベキューしない方が良い
ウッドデッキや人工芝の庭を持つと、休日は自宅の庭で子供と遊んだりバーベキューをしたりという家庭が多いでしょう。しかし、人工芝は熱に弱いため、直接火が近い状態でバーベキューすることはおすすめできません。
ウッドデッキの上でバーベキューをする場合でも気を付けながら行うと思いますが、人工芝の上は特に熱に弱い素材となっているため、人工芝の上に直接バーベキューコンロを載せたりしないようにしましょう。
このように、直接人工芝の上でバーベキューできないのもデメリットに感じる方はいるでしょう。
ウッドデッキに人工芝を設置するときの注意点

次に、ウッドデッキに人工芝を設置する際の注意点についても確認しておきましょう。
サイズをしっかり測っておこう
ウッドデッキに人工芝を設置するときは、ウッドデッキのサイズをしっかり測っておきましょう。人工芝を購入する際に、ウッドデッキの大きさに足りなかった・幅が広すぎたとならないように、設置する場所の広さを測っておくことが必要です。
また、カットする際には、人工芝にマーキングしてからカットするようにしましょう。そうすることによって、人工芝をカットしすぎてしまうことも防げます。
水はけが良い人工芝を選ぼう
ウッドデッキの上に人工芝を設置する場合には、水はけが良い人工芝を選ぶことが必要です。人工芝を敷く際に気を付けなければならないのは、水を人工芝の下に貯めないこと、通気性を良くしてカビが生えることを防ぐことなどです。
人工芝の種類として、通気性や透水性の良いものがあり、透水性の良いものとしては、透水穴と呼ばれる穴が人工芝についているものです。
このような水はけの良い人工芝を選択することで、ウッドデッキにカビが生えてしまうことを防いだり、人工芝に水が溜まってしまったりすることを防げるでしょう。
人工芝の水はけについてはこちらを参照ください。
ウッドデッキに人工芝って大丈夫?

ウッドデッキの上に人工芝を敷く際に「人工芝を敷いても大丈夫?」と気になってしまう方もいるでしょう。人工芝を敷いても大丈夫か、確認していきましょう。
水はけが悪い?
人工芝を敷くことを検討していろいろと調べていると、「人工芝は水はけが悪い」ということを目や耳にすることがあるでしょう。人工芝の中には確かに水はけが悪いものもあります。しかし、最近では多くの人工芝に透水穴がついており、水はけを良くしてくれています。
水はけが悪いと人工芝やウッドデッキにカビを生えさせてしまうことが気になりますが、人工芝の種類を間違えずに購入したり、施工をしっかり行ったりすれば、人工芝の水はけ問題も解決できるでしょう。
ウッドデッキが腐る?
人工芝の水はけが悪いことで、ウッドデッキを腐らせてしまう心配があると思います。
実際に、人工芝をウッドデッキの上に置き続けて、ウッドデッキを腐らせてしまい、ウッドデッキの一部を補修するといったことがあります。
しかし、水はけを良くして通気性を良くしておけば、人工芝を置いたことによってウッドデッキを腐らせることは少ないでしょう。
ただし、豪雪地域など雪の多い地域で、ウッドデッキの上に人工芝を敷くと、雪かきせずに放置してしまうことで、春になって雪が溶けだし、水浸しの状態をずっと数か月続けていると、ウッドデッキは木製のため、腐らせてしまう可能性もあるでしょう。
豪雪地域の場合には、雪が積もったら雪かきをして、常に人工芝の上に雪が積もった状態にならないようにしておくことがおすすめです。
ウッドデッキと人工芝の組み合わせがおすすめの人

次に、ウッドデッキと人工芝の組み合わせがおすすめの人をご紹介していきます。
アウトドアが好きな人
自宅の庭にウッドデッキと人工芝の組み合わせにすると、庭でキャンプをしたりハンモックをつけて日光浴をしたりなど、キャンプ好きやアウトドア好きにはたまらない空間になるでしょう。
外に出るのが好きな方や、自宅の庭で太陽光などを浴びて癒されたい方など、人工芝やウッドデッキ単体での設置もおすすめですが、両方設置することで景観も良くなり、より一層庭に出たくなることでしょう。
小さなお子さんがいる家族
小さなお子様がいる家庭でも、人工芝とウッドデッキの組み合わせはおすすめです。
お子様が遊ぶときはクッション性のある人工芝の上で遊んで、寝転がったりハイハイをしたり転んでしまったりしても安全に遊ぶことができます。
そして、ご飯を食べたりおやつを食べたりするときに、ウッドデッキの上に行くことで、食べかすや飲み物をこぼしたりしても、人工芝の芝目の隙間に入ったりしないため、お掃除も楽になるでしょう。
ペットを飼っている人
ペットを飼っている方も、お子様がいる家庭と同じようにクッション性の高い人工芝の上で遊んだり寝転んだりできるため、人工芝はおすすめです。ウッドデッキと合わせることで、家に入る前にワンちゃんの足を掃除したりする場所として、ウッドデッキを利用することが出来ます。
お庭の景観にこだわりたい人
一番おすすめなのは、景観にこだわりたい人です。人工芝とウッドデッキは最強に見栄えが良いため、自分の庭をより一層好きになることでしょう。人工芝の緑とウッドデッキの茶色が自然界の中でもキレイに見えるように、人工芝とウッドデッキも見る人を惹きつけます。
ウッドデッキと人工芝の景観に囲まれている空間にいるだけでも、癒しになるでしょう。
また、家に帰ってきたときに外から見る自分たちのお庭の景観が良いと、「良い家だなあ」といつまでも思えるようなお家になるでしょう。
人工芝だけでも景観は良いですが、ウッドデッキと組み合わせることで最強の景観にすることが出来ます。
ウッドデッキに人工芝はDIYが良い?

次に、人工芝を敷く際にDIYが良いのか、プロの業者に依頼する方が良いのかを確認していきましょう。
DIYするメリット
DIYするメリットとして考えられるのは以下の点です。
・自分のタイミングで設置できる
・安価に設置できる
・DIYする楽しみができる
元々DIY好きの方は、プロに依頼するよりも自分でやるという行為の方が好きなため、多少施工に慣れていなくてもDIYするのが楽しいのでやること自体にメリットがあるでしょう。
また、DIYすることで費用を抑えて人工芝の設置ができます。費用を抑えたいという方は自分でDIYする方が安く済むでしょう。
プロの業者に依頼すると、自分のタイミングではなく業者とのスケジュールを合わせる必要がありますが、自分でDIYする場合には、そのようなことを考えずにできるため、気楽に設置できます。
人工芝のDIYについてはこちらを参照ください。
プロに依頼するメリット
プロに依頼する最大のメリットは、しっかりと長持ちさせられる人工芝の施工ができるという点です。DIYでは、やはり素人が設置することになるため、人工芝を長持ちさせられなかったり、人工芝がいつの間にかズレてしまったり、気づかない部分で間違った施工をしてしまったりしますが、プロに依頼することで、そのようなことは防げるでしょう。
特に、景観の部分に関しては、プロの業者に依頼した方が見栄え良く施工してくれるでしょう。
プロに依頼したい場合の費用についてはこちらを参照ください。
人工芝の業者見極めについてはこちらを参照ください。
まとめ
ここまで、人工芝とウッドデッキのことについてご紹介してきました。
人工芝とウッドデッキはとても相性が良く、この二つの組み合わせだけでお庭の景観がとても良くなり、美しいお庭を実現できるでしょう。
一方、人工芝を設置する際にはさまざまな注意点があり、人工芝は選び方を間違えるとカビが生えやすかったり、長持ちしなかったりします。
人工芝とウッドデッキの組み合わせで、お庭の景観を長持ちさせてい場合には、自分たちでDIYするよりも、プロの業者に依頼して施工することがおすすめです。
このサイトでは、おすすめの人工芝施工業者を比較してご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。