人工芝を庭にDIYで施工する方法と成功のための3つのポイント

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「自宅の庭を人工芝にしておけば良かった」庭の施工が終わってからそんな後悔をする方は少なくありません。DIYで自宅の庭に人工芝を敷くことはできるのでしょうか。DIYで庭を人工芝に変えたいときの施工方法やDIYを成功させるためのポイントをご紹介します。

DIYで庭に人工芝を敷く方法

草取りをしたところなのに、気がついたら草がいっぱいという経験をしたことがある方も多いのでは?庭を作るときに人工芝も施工しておけば良かったと、後悔する方も少なくありません。草取りに悩む方は、今後も続く長い戦いを考え、早めに人工芝に切り替えることをおすすめします。人工芝をDIYで庭に敷くときの3つのステップを紹介します。

ステップ(1)下地作り

人工芝をDIYで庭に施工する場合の大きなポイントになるのが、下地作りです。DIYで施工する人工芝を長くきれいな状態でキープするには、根元からしっかりと草抜きをしておくことが大切。人工芝を踏んだときに違和感がないよう、大きな石も草取りと同時に取り除いておきます。

草取りが終わったら、土を均等にならします。庭の表面に凸凹があると、人工芝がきれいに張れないため、トンボという道具で土を慣らして、庭全体の高さを均等にします。ならした後は、しっかりと圧をかけて押し固めます。土が柔らかいままだと、使用中に人工芝が沈んで窪地になってしまうので要注意です。

ステップ(2)防草シートを敷く

庭にDIYで人工芝を敷く前には、防草シートを敷きます。草が伸びるのを防ぐには、草にできるだけ光を当てないことが大切です。防草シートとは薬剤で草を枯らすのではなく、光を遮断して草が生えたり伸びたりするのを防ぐアイテムです。

はじめて庭にDIYで人工芝を敷こうと考えている方は、土の上に人工芝を乗せれば良いと思っているかもしれません。たしかに品質の良い人工芝であれば、地面に光が差し込みにくく、ある程度の期間であれば、草が生えてくるのを防げます。しかし、一般的には光や水、空気などの環境が整えば、草はどんどん生えてきます。長くきれいな庭のためには、防草シートは欠かさず敷いておいてくださいね。

ステップ(3)人工芝をカットして施工する

最後に人工芝を敷きます。人工芝を敷くときは芝が流れている向き(芝目)への注意が必要です。芝目を揃えていないと外観がきれいにはならず、不自然な印象になってしまいます。庭の大きさや形に合わせて人工芝をカットします。このとき、芝を一緒にカットしてしまわないように、人工芝の裏面から丁寧に作業することをおすすめします。

人工芝が敷き詰められたらジョイント部分を人工芝用のジョイントテープで貼り合わせ、外周に人工芝用のU字釘を打って固定したら、DIY人工芝が完成です!

人工芝をDIYで敷くときの3つのポイントは?

DIYが得意な方は特に、人工芝の庭への敷き込みを自分でやってみたいと思うかもしれません。DIYで庭に人工芝を施工するときのポイントをご紹介します。ポイントを押さえてきれいな庭に仕上げましょう!

(1)下地作りに手を抜かないで

人工芝を施工するときには、下地をいかに作り上げるかによって、仕上がりの美しさだけでなく、美しさをキープできる期間が大きく異なります。下地作りは体力や忍耐力が必要になる作業です。草の根や種が残り、すき間から光が入る環境であれば、人工芝を施工しても生えてきてしまうことも。

下地に凸凹が発生したり転圧が弱かったりすると、使用中にくぼみができてしまいます。窪みは外観の美しさに関わるだけでなく、怪我や事故のもとになるため、しっかりとチェックしてみてください。

(2)品質の良い防草シート・人工芝を使用する

人工芝を敷いた美しい庭を長く楽しむためには、品質の良い防草シートや人工芝を使うことが重要です。草の生えにくさだけでなく、芝目がすぐにぺしゃんこにならないか、芝の色が長期間使用で褪せてしまわないかなど、さまざまな点でチェックする必要があります。

特に、DIYで庭に人工芝を敷く場合は、ホームセンターで販売されている人工芝を購入する方が多くいます。引っ越しの機会が多く、1~2年程度で人工芝を張り変えるのであればホームセンターの人工芝でも良いかもしれませんが、長期間敷きっぱなしにしたい場合は、あまりおすすめできないものが多くあります。

(3)しっかり固定する

人工芝を安全に利用するためには、しっかりと固定することが大切です。風でめくれ上がったり、出入りが頻繁で負荷がかかったりすると、人工芝の端がめくれやすくなります。人工芝がめくりあがっていると、怪我や事故のもとにもなるため外周にしっかりとU字釘を打ち込んで固定させましょう。

長く人工芝の庭を楽しむためには

DIYで庭に人工芝を施工することは可能ですが、ホームセンターで販売されているような安価な人工芝を使うと、長くて3年程度しか状態がキープできず、3年後には再度人工芝と防草シートをめくり、やりかえなければなりません。

人工芝の外観を決める大きな要素となる下地作りに失敗してしまうと、きれいな人工芝が楽しめる期間はさらに縮まります。DIYでの人工芝の施工は、ごく限られた短期間のみ人工芝の庭を楽しみたいというときにおすすめです。

長くきれいな人工芝の庭を楽しみたい場合は、プロの業者へ依頼することをおすすめします。労力を要する草取りや難しい下地作りにストレスや悩みを抱える必要がなく、思い通りの庭が完成するでしょう。例えば、品質・顧客満足度で1位を獲得した日本人工芝計画が使用している、FIFAの基準をクリアしているような色あせしにくい人工芝なら、10年先でも美しく整った人工芝の庭が楽しめます。

広範囲に施工する場合も同じように、DIYで人工芝を敷くよりも、プロへ依頼するのがおすすめ。広い庭であるほど必要な人工芝の量が増え、極力継ぎ目のない施工をすることが求められます。前出の日本人工芝計画の人工芝でもわかるように、プロの業者はロール状になった人工芝を適宜庭の大きさや形状に合わせてカットして使うため、無駄がありません。

ホームセンターのように〇m四方といった切り売りではないので、芝同士をジョイントさせる回数が少なくて済みます。外観の美しさはもちろん、草に日光が当たってしまうリスクや、継ぎ目が捲れてくるリスクなども減らせますよ。

人工芝を庭に敷きたい場合は、どんな広さの庭にどの程度の期間楽しみたいのかを考えて、DIYとプロの業者を使い分けることをおすすめします。

DIYするときのコツを解説した記事はこちら
・防草シートは人工芝を敷くのに必須!敷き方4つのプロセスを紹介
・【簡単】人工芝の継ぎ目を目立たせないように隠す簡単な方法とは?
・庭を人工芝で緑化「正しい整地や転圧方法」を詳しく解説
・人工芝の種類と選び方「庭やエクステリア」に合う素材や色・特徴比較

DIYを検討している方向けにまとめた記事はこちら
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