赤ちゃんと人工芝

赤ちゃんがいる家庭に人工芝がおすすめ!?その理由や危険性について

赤ちゃんがいる家庭では、さまざまな観点から、人工芝を設置することを検討されている方がいるでしょう。赤ちゃんの遊び場として利用を検討されている方や、赤ちゃんをキッチンなどに侵入するのを防ぐのに利用しようとされている方、さまざまな目的があると思いますが、そもそも人工芝は安全なのでしょうか?

今回は、赤ちゃんがいる家庭で人工芝はアリなのか?について、詳しくご紹介していきます。

赤ちゃんのいる家庭に人工芝がおすすめの理由

赤ちゃん 人工芝

まずは、赤ちゃんがいる家庭において、人工芝がおすすめの理由から見ていきましょう。

クッション性がありケガをしにくい

赤ちゃんがいる家庭で人工芝がおすすめの理由の一つに、ケガがしにくいということが挙げられます。赤ちゃんがはいはいをしたり、「あんよ」ができるようになると、さまざまなところに行きたがり、躓いて転んでしまうことや、角にぶつけてケガをしてしまうといったことがあります。

人工芝を敷くことで、赤ちゃんが転んでしまってもクッション性が高いため、ケガをしにくく、転んでも痛くないため安心して遊ばせることができるでしょう。ただし、人工芝を敷けば100%ケガをしないということではありませんので注意してください。

人工芝が嫌で侵入防止策に

赤ちゃんはどこにでも興味を持ち入りたくなります。キッチンやトイレ、お風呂など、所かまわず動き回り、ちょっと目を離したすきに入ってほしくない場所に入ってしまうことがあるでしょう。

そのようなことを防ぐため、赤ちゃんの侵入防止柵を利用する方もいますが、人工芝を侵入防止柵の代わりに使う方もいるようです。

人工芝の種類によっては赤ちゃんがチクチクした感触を嫌がり、人工芝の上にはいかないようになることがあるようです。そのような観点から、赤ちゃんの侵入防止柵として人工芝を検討されるという方もいます。

ただし、赤ちゃんによっては全く効果がない場合もありますので過度な期待はしない表が良いでしょう。

遊び場としてのメリット

メリット

次に、遊び場としてのメリットを確認していきましょう。

外でも裸足で駆け回ることができる

人工芝の上では裸足で駆け回ることができます。ウッドデッキなどの場所でも木のトゲが刺さってしまったり、芝が生えていない庭の場合には石やコンクリートなどに転んで顔をぶつけてしまったり、手をけがしてしまったりすることがありますが、人工芝の上では裸足で駆け回ってもトゲが刺さってしまう心配や、顔をぶつけても大きなケガになる心配は少ないでしょう。

ふかふかな人工芝だからこそ、赤ちゃんが遊びまわれる空間として、親御さんも安心して見守ることが出来るはずです。また、人工芝は裸足で歩くだけでも開放感があり気持ち良いため、家で子供や赤ちゃんと遊ぶときにはおすすめです。

水遊びをするときも安全に行える

また、赤ちゃんがいる家庭では夏場に涼をとるためにプールなどで水遊びをする家庭も多いでしょう。まだ幼稚園に行く前の子供や赤ちゃんなどが水遊びに慣れたりプールに慣れたりするために、家庭用プールで遊ばせる家庭も多いのではないでしょうか。

そんなプール遊びも裸足で遊ぶことがほとんどなので、プールから上がったときにも人工芝を敷いていれば安心して赤ちゃんや子供を遊ばせることができます。

また、人工芝のほとんどの製品は水が通りやすいように穴が開いているものばかりなので、水はけもよく、清潔な空間で水遊びを楽しむことができるでしょう。

人工芝の水はけについてはこちらを参照ください。

外遊びがたくさんできる

人工芝を敷くことで、公園などに行かなくても気軽に外遊びができます。一昔前までは公園で子供を遊ばせるのに抵抗は少なかったですが、近年ではさまざまなウイルスやインフルエンザなどから子供を守るため、公園になるべくいかないという家庭も多くなっているようです。

そんな中、家の外で安心して遊ばせられることも、人工芝を敷くメリットの一つと言えるでしょう。子供も赤ちゃんも大人も自宅で安心して遊ぶことができるため、人工芝を敷くことで、外に出て遊ばせることが多くなるはずです。赤ちゃんを太陽や風など自然に触れさせながら安心して遊ばせたい方には、人工芝の施工がおすすめです。

遊び場としての人工芝の選び方

赤ちゃん プール 人工芝

次に、赤ちゃんの遊び場として人工芝を選ぶ場合に、選び方について確認していきましょう。

柔らかい素材を選ぶこと

赤ちゃんの遊び場として人工芝を利用する場合には、人工芝選びのポイントとして、「柔らかい素材を選ぶ」ことが挙げられます。赤ちゃんが転んでも痛くないように、人工芝の素材は堅いものよりも柔らかいものを選ぶと良いでしょう。

ただし、柔らかくても芝の先が尖っていてチクチクするような人工芝は赤ちゃんが嫌がる可能性があるため、人工芝の素材を選ぶときには注意しましょう。

クッション性がある製品を選ぶこと

人工芝の素材自体が柔らかいことと、さらにクッション性が高い製品を選ぶこともおすすめです。人工芝のクッション性は芝の芝丈の高さや密度、素材などによってクッション性が高くなったり低くなったりします。

すぐに転んでしまう赤ちゃんのためにも、クッション性が高い製品を選ぶことがおすすめです。

防音性や防振性が高いものを選ぶこと

赤ちゃんがいる家庭では、近所の方の目が気になるという方もいるでしょう。特に、団地やアパート、マンションに住んでいる方は、赤ちゃんの泣き声や走り回る音など「うるさいと思われていないか…」と心配になる方も多いと思います。

そのため、赤ちゃんの遊び場として利用しようと思っている方は、防音性や防振性が高い製品を選ぶと良いでしょう。走り回る音や振動、赤ちゃんの泣き声を少しでも下に響かせないために、人工芝を利用してみることも方法の一つです。

侵入防止用で人工芝を利用する場合の注意点

疑問

次に、赤ちゃんの遊び場として人工芝を利用するのではなく、侵入防止用として利用したいと考えている方に向けて、利用する場合の注意点をご紹介していきます。

100%の効果は期待しないこと

赤ちゃんが侵入しないように防止柵として利用しようと思っている場合、100%赤ちゃんが侵入しないことを期待しない方が良いです。赤ちゃんによっては人工芝のチクチクが嫌じゃないと感じる赤ちゃんもいれば、嫌だと感じても泣きながら突っ切ってくる赤ちゃんもいます。

例えば、キッチンなど赤ちゃんにとって危ないものが多い場所に、人工芝だけで侵入防止をしようと思っても、簡単に侵入されてしまい、気づかずに大けがをさせてしまうこともあります。絶対侵入しないものと思わずに、少しの効果があれば良いくらいで利用することがおすすめです。

人工芝が嫌いになってしまう可能性がある

人工芝を侵入防止柵として利用する場合、赤ちゃんにとって嫌な感触の人工芝を利用する必要があります。もし、侵入防止柵として成功した場合、赤ちゃんが人工芝自体を嫌いになってしまう可能性があります。

赤ちゃんが大きくなった時、昔の思い出によって、人工芝で遊ぶのを嫌がったり、嫌いになってしまったりすることも可能性として考えられますので、人工芝を赤ちゃんが嫌がるものとして利用することは避けた方が良いかもしれません。

次第に慣れてしまい効果が薄れる

赤ちゃんは初めのうちは人工芝の感触が嫌で侵入しないかもしれませんが、次第に人工芝の感触に慣れてきて、効果が薄まってくることがあります。初めに嫌がっていたため、安心しきって目を離していると、侵入してほしくないところに侵入してしまい、危険なことにつながる可能性もあるため、一度嫌がったとしても、ずっと効果があるとは考えない方が良いでしょう。

裏側を使用してケガをしてしまうことも

人工芝を利用して赤ちゃんの侵入防止をしている方の中には、人工芝のチクチクだけでは満足できる効果が得られず、次第に裏側の突起部分を使って侵入防止柵として利用される方もいるようです。

このような場合、人工芝の裏側の突起にぶつかってケガをしてしまうケースがあります。

人工芝の種類によっては、裏側が堅いプラスチックのようなものでできており、その突起部分が痛くて赤ちゃんが侵入できないようにしていることがあります。

しかし、その突起部分に躓いてしまったり、手をついてしまいケガをしてしまったりするというケースがありますので、赤ちゃんを侵入させたくないという気持ちはわかりますが、危険な行為となりますので、このようなことは避けた方が良いでしょう。

人工芝は赤ちゃんにとって危険?

赤ちゃんの手

人工芝は赤ちゃんにとって危険なものなのでしょうか?発がん性や、ケガの心配、人工芝を飲み込んでしまうという心配はあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

発がん性があるって本当?

人工芝は健康という視点では安全なのでしょうか?特に、人工芝は「発がん性があるのか?」という質問がネット上でよく見かけますが、実際のところ、発がん性は確認できるのでしょうか?

結論から言うと、人工芝には発がん性が認められるものはありません。

発がん性が噂された過去には、人工芝の充填剤で利用されていたゴムチップの中に発がん性物質が含まれていたというもので、現在そのような危険性のある物質を使っていることはありません。

人工芝を飲み込んでしまうことはある?

赤ちゃんが人工芝を自分でむしり取って食べてしまうということは少ないと思いますが、人工芝の一部が抜けてしまい、その抜けた人工芝の芝葉を赤ちゃんが飲み込んでしまうということは、可能性として0ではないでしょう。

もし、口に入れてしまったり飲み込んでしまった場合には、体への悪影響や窒息なども考えられますが、人工芝以外でも同じリスクはあるため、これは人工芝に限ったことではなく赤ちゃんはどのようなものでも口にしてしまったり、飲み込んでしまったりするため、小さなお子様を持つ親御さんであれば、常に気を配っていると思いますので、人工芝で遊んでいるときもその部分は過信せずに気を配る必要はあるでしょう。

滑って転んでしまう心配は?

人工芝の上で赤ちゃんや小さなお子様が転んでしまうことはあるでしょう。人工芝はポリエチレンなどの素材でできているため、水がつくことで滑りやすくなることもあります。そのため、赤ちゃんや小さなお子様が遊んでいて滑って転んでしまう心配はありますが、人工芝はクッション性が高いため、大きなケガにつながることは少ないでしょう。

また、人工芝以外の場所でも赤ちゃんや小さなお子様が転んでしまうリスクは一緒のため、クッション性が高い人工芝の方が安全・安心して遊んでいられるのではないでしょうか。

赤ちゃんが安全に遊べるように施工はしっかり行おう

赤ちゃん 人工芝 プール

赤ちゃんがいる家庭で人工芝を利用する場合には、しっかりと施工することがおすすめです。赤ちゃんがはいはいしたり、走り回ったりすることで、人工芝が徐々にズレてしまい、その隙間で躓いてしまったり転んでしまったりすることがあります。

また、整地をしっかり行わないことで徐々に人工芝の下が凸凹になり、そこに水が溜まってカビの原因となったり、虫が棲みつく原因になったりします。

そして、人工芝同士のジョイント部分がズレてしまうことで、隙間ができ、そこから雑草が生えてしまうというリスクもありますので、人工芝を施工する際にはしっかりと行うことが重要です。

人工芝の施工をしっかり行うには、自分でDIYしようとせずに、プロの業者に依頼することがおすすめです。人工芝の施工にお金がかかってしまうことになりますが、長期的にみると、DIYするよりもプロの業者に依頼した方が長持ちして長期的に人工芝を利用することができるでしょう。

人工芝を長持ちさせる方法についてはこちらを参照ください。

プロに依頼したい場合の費用についてはこちらを参照ください。

まとめ

ここまで、赤ちゃんがいる家庭において人工芝はおすすめなのか?についてご紹介してきました。人工芝は赤ちゃんにとって危険な成分を利用してはおらず、安心・安全に利用することができます。

また、赤ちゃんがいる家庭において人工芝を利用するメリットはいくつもあり、さまざまな観点から、赤ちゃんや小さなお子様を持つ家庭において人工芝はおすすめです。

人工芝を長期的に利用したい方や、しっかり施工したい方は、自分でDIYせずにプロの業者に施工してもらうようにしましょう。この記事では、人工芝の施工業者についておすすめ業者の紹介をしていますので、ぜひ、参考にしてください。

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