人工芝の施工における意外なデメリットとは?天然芝と比較して解説! 

「人工芝って実際に施工するとどうなの?」という疑問を抱く人も多いはず。施工には高額な費用と工数がかかるので、どうしても慎重にならざるを得ません。

そこで知っておきたいのが、人工芝のデメリットです。施工業者にとってはメリットばかりを前面に押し出したいので、どうしてもデメリットの情報は少ないんですよね。

そこで今回は、人工芝の施工経験もある管理人が実体験を踏まえたデメリットを5つご紹介します。分かりやすいように天然芝の施工ケースもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

人工芝を施工するデメリット

人工芝にはさまざまな魅力があるのですが、当然デメリットもあります。天然芝と比較して、それぞれのメリットデメリットを先にまとめた表が、下記の通りです。

メリットデメリット
人工芝・メンテナンスが楽
・耐久性に優れる
・設置箇所が自由
・施工費用が高い
・つなぎ目が不自然
・夏場は熱くなる
・水はけが悪いとボコボコに
・寿命で交換が必要
天然芝・施工費用が安い
・自然な仕上がり
・四季に応じて景観が楽しめる
・寿命がないので交換不要
・夏場でも熱くなりにくい
・こまめなメンテナンスが必要
・秋や冬は枯れた色に変色する
・設置する環境の条件が厳しい

施工費用が高い

人工芝の費用1㎡あたり8000円〜1万円(芝生+施工業者)
天然芝の費用1㎡あたり5000~7500円(芝生+施工業者)

施工費用は天然芝よりも人工芝の方が高くなります。主な理由は芝生そのものの値段が高いからです。数年間交換しなくても済むような丈夫な芝生を選べば、1㎡あたり5000円くらいは想定しておくべきでしょう。

さらに、施工業者に依頼するとなると施工費用もかかります。DIYで個人が施工するケースも少なくありませんが、庭に施工するとなると転圧や防草シートを貼る作業などの下処理が必要になるので、業者に依頼する人が多いです。

そうなると追加で1㎡あたり5000円くらいかかるので、トータルで1㎡1万円くらいかかってしまいます。面積が広ければ割引が適用されることもありますが、業界全体の相場としてこれくらいだと想定しておきましょう。

一方で天然芝は、芝生の値段が人工芝の半額くらいで済みます。ただし施工は業者に依頼すると同じくらいかかりますので、1㎡あたり7500円くらいで施工ができるイメージです。

仮に10㎡の施工を行う場合、人工芝だと10万円、天然芝だと7万5千円くらいが初期費用の目安となります。この初期費用の差を埋めるほどのメリットが人工芝にあるのかを検討してみてくださいね。

芝生のつなぎ目が目立つと景観を損なう

人工芝はあくまでも人工物なので、どれだけ綺麗に施工しても不自然なつなぎ目が生じてしまいます。そこまで気にする人も少ないですが、景観という観点では天然芝の方が自然な仕上がりになりますね。

特に人工芝の場合、季節感のある景観は期待できません。年中同じ色合いの芝生なので、天然芝のように季節によって芝の色が変わることはありません。

しかしこれは人工芝のメリットでもあります。秋冬の天然芝は枯れた茶色に変色するので、青々とした緑の景観は楽しめなくなってしまいます。人によっては年中安定した景観を維持できる人工芝を好むので、全くのデメリットとは言えません。

人工芝のつなぎ目に関しては、ロールタイプの人工芝を使うことでかなり目立ちにくくすることができます。施工が大変ですが、技術の高い業者に依頼すれば自然な仕上がりにしてくれるので、業者選び次第で解消可能です。

夏場は熱くなる

夏場の人工芝は日光を吸収して熱を溜め込んでしまうので、庭が暑くなるというデメリットがあります。天然芝は日光を蒸発させて熱を下げる効果があるのに対し、人工芝はプラスチックなので熱を逃すことができないのです。

特に注意したいのが、芝生周辺の気温だけでなく芝生の温度です。熱を溜め込んだ人工芝は裸足で歩くには熱すぎるので、子どもやペットが安心して走り回ることが難しいです。

直射日光を避けて設置するなどの対策が考えられますが、環境によってはそう簡単にはいきませんので、夏場の対応をどうすべきか考慮しておきましょう。

具体的には、打ち水をして適度に気温を下げてあげたり、夏場だけ取り外してメンテナンスをしてあげたりという対策が考えられます。いずれにせよ天然芝と比べて注意が必要な点でしょう。

水はけが悪いと土がボコボコになる

人工芝・天然芝に関わらず重要なのが施工箇所の水はけです。雨が降ると芝生に水が入り込み、下地の土に浸水します。水はけが良ければすぐに蒸発するので問題ないですが、そうでない場合は土がボコボコして景観を損なってしまうのです。

ロールタイプの人工芝だと芝生が浮いて不格好になり、修理するためにロールを回収して設置し直す必要があるので一苦労です。新たに土を撒いて固める作業もしなければいけないので、施工環境には十分注意しましょう。

寿命により交換が必要

人工芝は寿命があるので、一定期間経てば新しい芝生に交換しなければいけません。人工芝の寿命が7年から10年程度であるのに対し、天然芝はメンテナンスを丁寧にすればずっと使い続けることができます。

さらに人工芝は負荷をかけ続けると芝が凹んでしまうので、庭に花壇を置いたりするとその部分は早く劣化します。

10年くらいで交換が必要なので、その分費用がかかってしまう点も事前に考慮しておきましょう。

天然芝よりも人工芝の方が優れている点(メリット)

人工芝のデメリットを紹介してきましたが、もちろん天然芝よりも優れている点もあるんです。人工芝にはこれまで紹介したデメリットを補うような魅力があるので、一つ一つ解説していきましょう。

メンテナンスの手間が圧倒的に少ない

人工芝が選ばれる大きな理由が、メンテナンスの手間がかからないことです。全く手がかからないというわけではありませんが、除草やゴミ掃除くらいで済むので手入れが楽なのです。

一方で天然芝は、草刈りや水やりをこまめに行う必要があり、肥料等のお金も必要です。手間やコストがかかるため、人工芝よりもトータル費用が高くなります。

人工芝は寿命がくれば張り替えなければいけませんが、10年くらいは手入れなしで綺麗な状態を維持できるので、長い目で見ればコストパフォーマンスが高いと言えますね。

耐久性が高い

人工芝の種類にもよりますが、耐久性が高い素材の芝は凹みにくいので綺麗な状態で長持ちします。

多くの人工芝ではポリエチレンやポリウレタンという丈夫な素材が使用されており、水はけがいいので雨で濡れてもすぐに乾きます。

特にロングパイルという5センチ以上の長い芝でできた人工芝は、サッカーなどのスポーツ施設に使われるほどの強度を誇ります。家庭用はもう少し短いパイルの芝生を使いますが、それでも強度は十分なので、お子さんが走り回っても芝が凹まないので安心して使い続けられますね。

設置箇所は自由に選べる

人工芝は天然芝ほど日当たりや水はけを気にしなくても大丈夫です。確かに水はけが悪いと土がボコボコになったり、日当たりが良すぎて熱を溜め込んだりしますが、それでも設置自体は可能なので、美観を担う役割は果たしてくれます。

しかし天然芝はそうはいかず、設置場所の環境条件が厳しいのでベランダなどに好きに設置したくてもできないケースがあります。業者に依頼して環境を整えてもらわないといけないので、施工は慎重に判断しなければなりません。

このように、人工芝は設置箇所の自由度が高いので、小回りが利くというメリットもあるのです。

技術力の高い施工業者に依頼しよう

以上が人工芝のデメリットでした。実は今回紹介したデメリットは、技術力の高い施工業者や高品質な芝生を使うことで軽減・解消することができるんです。

例えば、丁寧な施工でつなぎ目が目立たないように芝生を敷いて自然な仕上がりにしてくれる業者もいます。夏場は芝生が熱くなる課題も、遮熱効果の高い素材を使用して熱をため込まない人工芝があるなど、人工芝特有のデメリットは工夫次第で対策が可能。

費用や施工のクオリティは業者選びが非常に重要なのですが、当サイトでおすすめしている業者を参考に選んでいただければ大丈夫です。詳しくは下記のランキングを参照ください。

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