人工芝

芝の張り替え時期の目安とは?費用相場や安く抑える方法を紹介!

芝生の張替え作業は自力で行うか、施工業者に依頼するか迷う部分かと思います。予算と仕上がりのクオリティを比較して選びたいところですが、具体的な費用や張替えの工数を知らないと比較しようがありませんよね。

そこで今回は、芝生の張替えにかかるコストや施工の手順、DIYでの注意点を紹介します。

芝生の張替を検討する目安とは

人工芝には寿命があり、たとえこまめなメンテナンスをしていたとしても、一定期間で張替えを行う必要があります。

どの程度使用したら張替えるべきなのかというと、芝生の状態と使用期間で判断するのが一般的です。

芝生の劣化

芝生の劣化とは、環境によってさまざまなパターンに分類されます。主な劣化パターンは下記の通りです。

  • 芝生の凸凹が生じてしまう
  • 芝生が剥げる
  • 芝生が枯れて変色する

まず一つ目の芝生の凹凸に関しては、よく踏みつけてしまう箇所や植木鉢などの置物で負荷がかかってしまい、芝生の一部が凹んでしまうのが原因です。目土を入れて高さを調整するのが一般的ですが、そのままにしておくと水はけが悪くなるなどの芝生環境に影響します。

2つ目は芝生の剥げについて。こちらも長期間利用していれば仕方のない劣化なのですが、芝生の根っこがきちんと根付く前に負荷をかけてしまった可能性もあります。整地が不十分だと芝生が剥げる原因に繋がるので、目土と肥料を追加して、水やりを多めに行いましょう。

3つ目は芝生が枯れてしまうケースです。これはさまざまな原因が考えられますが、気候による影響が大きいです。天然芝だと芝生によって気候変化の影響を受けやすい種類もあるので、どうしても枯れに悩む場合は芝生を変更すべきでしょう。

一方で人工芝であれば、設置環境によって芝が変色してしまいます。たとえば窓付近に芝生を設置した場合、窓ガラスの光が反射して日焼けしてしまうのです。

他にも、除草剤の影響や害虫の影響など、芝生の枯れ・変色は非常に厄介な問題であり、張り替えても根本的な原因を解決しなければ同じ被害を受けてしまいます。

部分的な枯れは補植で対応

芝生が枯れて変色してしまうケースのほとんどが、一部分のみの変色です。全ての芝生を張替えても良いですが、それだと施工費用がかさんで大きな出費となります。

その場合に最適なのが補植といって、一部のみ新しい芝生を張替えてしまう施工です。変色した部分の芝生を剥がし、土まで取り除いて新しい土に入れ替えます。これにより病害虫による枯れであっても解決できます。

芝生を植えたら目土を入れ、肥料と水やりをすれば完了です。ホームセンターで材料を揃えることができるので、DIYでも十分対応できるほどの作業となっています。施工業者に依頼するよりも遥かに安上がりですよね。

使用期間による寿命

まず、人工芝と天然芝で寿命が異なります。人工芝は7年から10年くらいとされ、こまめにメンテナンスしていたとしても張替が必須になります。

一方で天然芝はメンテナンスをしっかり行えば、10年以上張替えなくても大丈夫です。もちろん日当たりや水はけなどの設置環境が適正でないといけませんし、エアレーションや芝刈りなどのメンテナンスをこまめに行う必要があるので、コスト的には人工芝よりも高くなる傾向があります。

芝生の張替にかかる費用の相場

芝生を張り替える時に、いくらくらいかかるのか知っておきたいかと思います。相場はDIYでやる場合と、施工業者に依頼する場合で変わってくるので、それぞれ比較してみたいと思います。

DIYでやる場合の費用

DIYで芝生の張替えを行う場合は、張替えに必要な材料費のみで完了します。

  • 芝生
  • 砂や培養土
  • 目土

主な準備材料は上記の通り。芝生の値段にもよりますが、全て揃えても数千円程度なので、施工面積が一部分だけの場合は自分でやった方がお得ですね。この他に、古い芝生を捨てるためのゴミ袋も用意しておきましょう。

施工業者に依頼する場合の費用

施工業者に依頼する場合は、DIYと違って1㎡当たりいくらという換算方法で算出します。張替え作業では芝生張りとエアレーションの2通りの施工があり、1㎡当たり2500円から4000円前後が平均的な費用相場になっています。

施工業者に依頼するとどうしても費用は高額になってしまいますが、除草や整地、防草シートの設置などの作業も全て含まれているので、手間が省ける上に病害虫や水はけといった環境面でのケアを確実に行ってくれます。長い目で見れば初期費用がかさんだとしても出費分の価値があるでしょう。

施工費用を安く抑える方法

ここからは「業者に依頼したいけど、どうしても施工費用を安く抑えたい!」という人のために、できるだけ安く施工費用を抑える工夫を紹介します。

施工業者に依頼すると、施工内容を全てお任せするイメージですが、部分的に自分で施工していれば、工数カットによって費用が安く抑えられるのです。

整地まで自分で済ませておく

古い芝生を剥がしておいて、砂利や土を取り除いておく作業までを事前に済ませておきましょう。この整地作業は業者によっては芝生設置と別料金を取られる可能性があるのです。

芝生を設置する表面を綺麗にして、凸凹がないようにトンボなどでならしておくのが好ましいです。無料見積もりの時点でこの工程をカットできるかどうか、事前に確認しておくのも忘れてはいけません。

古い芝生は自分で処理する

芝生の処理費用もコストカットの対象です。処分を業者に依頼すると、別途費用を請求されるケースがあるので、自分でゴミ袋を用意しておきましょう。

とはいえ、天然芝や人工芝は処分が少し面倒です。そのまま燃えるゴミとして出すわけにはいきません。自治体によって異なりますが、ゴミ処理センターで無料で引き取ってくれることが多いです。

これに関しても、事前に見積もり段階で廃棄処理の省略を伝えておきましょう。それと同時に、お住まいの地域の廃棄処理ルールも確認しておきたいですね。

無料見積もりで施工費用を比較する

施工業者の無料見積もりを複数社行うことで、同じ施工でも安い業者を見つけ出すことが可能です。当然実績やクオリティに差があるので、価格だけで選ぶのは良くありませんが、あまりにも割高な施工費用の場合、見積もりで比較すれば一発で見抜くことが可能です。

また、見積もりによる費用で安心してはいけません。施工内容が見積もりと違っていたり、施工後に別料金を請求されてしまうケースもゼロではないのです。こういった悪質業者を避けるためにも、口コミや評判をチェックしておいた方がいいですね。

芝生を自分で張り替える手順・方法

芝生の張替え作業を最も安く抑える方法はDIYです。素人でも大丈夫なのか不安かと思いますが、案外やってみるとできてしまうもの。最低限の注意点を踏まえておけば、問題なく張替え作業が可能です。

具体的な張替えの手順は以下の通りです。

  1. 張り替えたい部分の芝生を剥がす
  2. 土・草を取り除く整地作業
  3. 培養土を敷く
  4. 新しい芝生を張る
  5. 目土を撒いてならす
  6. 散水

芝生の張り方にはベタ張りや目地張りなどさまざまな張り方があります。仕上がり時間にも差があるので、根が張るまでは踏みつけないように大事にケアしましょう。

張替え時の注意点

張替えは一般的に3〜6月に行うのが良いとされています。これは根がつきやすく気候も暖かくなるので、芝生が効率的に成長しやすいシーズンだからです。夏は水をこまめにやらなければならず、冬は休眠して根が張りにくくなるのでお勧めできません。

確実に張替を済ませるなら実績豊富な施工業者に依頼しよう

芝生の張替えはいずれ行わなければならないメンテナンスです。庭やベランダなどの景観を楽しむ上で、綺麗な芝生でなければ台無しでしょう。

その場合、施工に不慣れな人が一から調べて張替えをするよりも、長い目で見れば施工業社に依頼する方がお得かもしれません。その場合、実績のある施工業者をきちんと選ぶことができれば納得いく品質に仕上げてくれますよ。

日本人工芝計画は施工実績が非常に豊富で、品質・景観においてはDIYと比べて圧倒的なクオリティを誇ります。芝生のつなぎ目も見て分からないレベルなので、景観を損なうことなく綺麗な景色を楽しめるでしょう。

さらに、アフターサービスも充実していて、芝生が損傷してしまっても張替えてくれるので安心です。長期的に見れば業者に依頼することで品質の維持とメンテナンスコストを抑えてくれますよ。

日本人工芝計画の詳細を見る

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