人工芝の施工でDIYは難しい?業者に依頼するべきケースとは 

人工芝の施工は一般的に難しい作業とされています。人工芝専門の業者が数多く存在し、それだけ施工業者のニーズが高いことが分かりますよね。

とは言え、施工業者に依頼するのはコスト面で容易に選べる選択ではありません。施工環境や工数にもよりますが、トータルの費用は十数万円〜は想定しておくべきです。

費用面がネックな人は個人のDIYで施工を済ませてしまう人も少なくありません。道具や人工芝など、必要なものは全てホームセンターで仕入れることができるため、DIYも選択肢の一つです。

しかし気をつけて欲しいのは、業者に依頼せずDIYで施工するのは難しいです。やはり素人では技術や経験が不足しているため、プロに依頼するよりも仕上がりに不安が残ります。

以下、具体的に何が難しいのか、DIYの方法や施工業者に依頼するケースも一緒に紹介していきます。これからDIYに挑戦しようか迷っている人は是非とも参考にしてくださいね。

DIYで人工芝の施工が難しい理由

具体的になぜDIYが難しいのか、人工芝の施工におけるポイントを下記の3つに分けて解説します。

  • 専用の機材が必要
  • 仕上がりが不格好だと景観を損ねる
  • 人手不足で非効率

以下、それぞれ詳しく解説します。

施工によって専用機材が必要になる場合がある

人工芝はきちんと地面を固めて平らにする転圧という整地作業が必要です。これをしないと雨が降った時に地面がぬかるんで凸凹になり、人工芝が浮き上がったりして不格好になってしまいます。

施工環境にもよりますが、人工芝の整地作業では、転圧機・転圧ローラーという専用の機材が必要になります。

普通の家庭にはない機材だと思うので、レンタルするか代用品で転圧作業を済ます必要があるのですが、いずれにせよ大変手間のかかる作業になります。もし転圧機を買っても使う機会が乏しいので、買うほどではないと思ってしまいます。

業者によっては転圧機を使わずに、土や砂を撒くことで地面を安定させるやり方もあるようですが、きちんとプロに転圧作業をやってもらうのが一番確実です。

他にも用意すべき道具をまとめると以下の通りです。(場合によっては不要な物も)

  • スコップ
  • 防草シート
  • 山砂/珪砂
  • U字ピン(固定ピン)
  • 養生テープ

継ぎ目が綺麗に隠せないと不格好に仕上がる

人工芝の施工は細部まで丁寧に行わないと、凸凹になったり継ぎ目が目立ったりして、せっかくの景観が台無しになってしまいます。

特に継ぎ目を隠すのはプロの技術が問われる部分でもあります。ロールタイプの人工芝は適切なサイズに合わせてカットするので、少しのズレが継ぎ目を浮き上がらせてしまいます。

綺麗にカットするのもそうですが、地面の整地と敷いてからもピンで固定する必要があるので、細かい作業が続いてしまいます。

一人だと時間や手間がかかるため非効率

人工芝の施工は工数が多くて時間がかかる作業になります。人手が多いに越したことはありません。

特に広い庭などの施工なら、専門業者に依頼する方が遥かに効率的で確実です。家族や知り合いに手伝ってもらえる人ならいいですが、自分だけで全部の作業をDIYで済ませようとする人は、ある程度の手間と時間を覚悟しておく必要があります。

ここからはDIYで人工芝の施工をする場合に、どんな工程なのかを大まかに手順を解説していきます。

人工芝をDIYで施工する手順

DIYでの施工は、以下の4ステップで行われます。

  1. 除草・整地・転圧
  2. 防草シートを敷く
  3. 人工芝を敷く
  4. 人工芝を固定する

それぞれの手順を解説していきます。

除草・整地・転圧

先ほども少し触れましたが、まずは下地処理を行います。草や天然芝が生えている人は全て綺麗に抜いてまっさらな状態にしましょう。施工業者に依頼する場合でも、除草作業だけ自分でやっておくと費用を安くしてくれる業者もいるので、なるべく自分で済ませた方がいい作業ですね。

次に整地・転圧です。地面を固めて平らにすることで、雨が降っても凸凹しにくい頑丈な下地が完成します。

真砂土を撒くことで雨に強い下地を作る方法もあるので、真砂土が手に入るのであれば用意しておきたいですね。

防草シートを敷く

防草シートとは日光を遮る遮光シートのことで、人工芝を敷く地面の下に敷いておく必要があります。

この作業がないと雑草が生えてきて人工芝を押し上げます。これにより凸凹になってズレたり、継ぎ目から生えてきて不格好な見た目になってしまいます。

防草シートはサイズが大きいので一人で敷くのは少し大変な作業です。とは言え少しでもズレれば意味がないので、効率的に進めるためにもできれば2人以上は欲しいですね。

DIYか施工業者かの判断基準

施工業者によっては20平米以上の場合に施工業者の利用を推奨するところもあります。逆にいえば20平米以下の庭やベランダであれば、DIYでも十分対応は可能と言えます。

あとは地面が雨に強いかどうか、雑草が生えないように下処理ができるかどうかも重要です。防草シートを敷けば大丈夫ですが、シートの隙間から日光が差し込むことで草が生えてしまうケースも多く、施工環境の確認はシビアに行う必要があります。

また、庭の形状や置き物が多くて施工が大変なケースだと、防草シートや人工芝のサイズや形も細かくカットして合わせなければいけません。緻密な作業になるので、景観に気を配りたいのであれば業者に依頼すべきでしょう。

このように、DIYか業者かという判断は、予算と施工環境によって決めるべきです。ここからは施工業者に依頼するメリットを具体的に解説していきます。

人工芝の施工を業者に依頼するメリット

人工芝の施工を専門業者に依頼するメリットは以下の通りです。

下地処理から施工まで全てを依頼できる

独自の高品質な人工芝を使用する

アフターフォローも対応してくれる

下地処理から施工まで全てを依頼できる

最も大きいメリットは、DIYでは難しい下地処理と、継ぎ目が目立たない綺麗な芝生の施工をプロの技術で依頼できる点です。

人工芝は一度施工すれば10年は綺麗に保てると言われていますが、それはプロの技術があっての寿命であり、素人では雨で地面が凸凹になったり、雑草が生えたりというトラブルが発生しがちです。

DIYに慣れている人ならともかく、不慣れな人であれば業者に依頼する方が無難な選択です。

独自の高品質な人工芝を使用する

次に大きなメリットとして、専門業者が取り扱う独自ブランドの人工芝を使用できるという点です。

ホームセンターで売っている一般的な人工芝に比べて、芝葉の素材が高品質なため、丈夫で長持ちしやすいという特徴があります。

業者によっては天然芝と同じようなリアル人工芝を使っているところもあり、施工技術だけでなく人工芝商品で他社と差別化を図っているケースも少なくありません。

人工芝だけを買うのができない業者もあり、施工とセットだと安く手に入るサービスも多いので、芝生にこだわりたい人は専門業者に依頼すべきですね。

アフターフォローも対応してくれる

3つ目のメリットはアフターフォローです。専門業者は人工芝のプロなので、施工に問題があったり、芝葉が破損したりといったトラブルにも対応してくれます。

特に庭の環境は家庭ごとに違っていて、日当たりや土の状況次第では、人工芝に想定外のトラブルが発生してしまうことも。

専門業者は施工して終わり、ではなく施工後もきちんと長く綺麗ない状態が保てるようにアフターフォローを徹底しています。

継ぎ目の部分から雑草が生えてしまったなどのトラブルがあれば、すぐに対応してくれるので安心できますね。

施工費用を安く抑えたい人におすすめの施工業者

以上がDIYが難しい理由と、施工業者に頼むメリットでした。DIYが無理そうだと判断したら、予算に応じて施工業者に見積もりを行いましょう。

「あまりお金をかけたくない」という人は、施工費用が安い業者を探すことも可能です。当サイトではおすすめの人工芝専門業者を比較して紹介しています。

中でも高い施工技術と丁寧なサポート体制が整っている『日本人工芝計画』はおすすめです。人気の施工業者で、品質・顧客満足度1位を誇っています。

他にもおすすめの施工業者をランキング形式でまとめているので、詳しく見たい人は下記リンクを参照ください。

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